本日の話題は、医師にオススメする英会話のリスニングを鍛えるコツについてです。
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海外に留学することなく、日本に住んでいてもリスニングは十分に鍛えられる
英会話のスキルを高めるために、海外留学が必須と思っている人もいるかもしれませんが、そんなことは全然ありません。英会話の勉强は、日本にいても、十分に行えます。海外に留学しても、日本人のコミュニティーに属してしまうと、意外と英会話は上達しません。むしろ、リスニングに関しては、住む環境には依存せず、いかにして長時間英語の音声をきつづけることができるかにかかっています。
スマホ、Podcast、オーディオブックがオススメ
英語の音声を聞き続けるための環境は、スマホがあれば、十分に構築できます。今はスマホで、良質な英語教材(iPhoneであれば、Podcast、オーディオブックも良いでしょう)に触れることが容易ですから、一日1〜2時間、毎日隙間時間にネイティブの英語を聴くようにしましょう。隙間時間にするのがコツであって、英会話のリスニングのために、自宅の机の前に座る必要は全くありません。ワイヤレスイヤホンが安価で購入できますから、通学中やジムで運動しながら、ばれないのであれば会議中などに聴くのも良いでしょう。英語は、シャワーを浴びるように聞き続けていると、1年くらいした時に、ある日突然聞き取れるようになります。
じつは医学英語は日常英会話より難易度が低い
仕事に活かすのであれば、医学英語の教材を聞き続けることをオススメします。実は、日常英会話よりも、医学英語の方が、早く習得できます。医学に関するテクニカルタームは、論文を読んだりしていると、自然に身につきます。構文のバリエーションも実は、それほど多くありません。ただし、国語の先生であっても、医学論文が書けないのと同じで、医学英語には特有な言い回しがあることも事実です。逆に、日常英会話を極めるためには、無限の時間が必要です。子供にあやとりを英語で教えること非常に難しいですからね。
良質な英語を、シャワーを浴びるように聞き続けるとある日突然聞き取れるようになる
リスニングについては、コップの水が溢れるまで、つまり目安としては、1年くらい良質な英語音声を聞き続けることが上達のコツです。最初は、早口すぎて(実は早口だから聞き取れないわけではない)、10%も理解できないかもしれません。しかし、1年程度を目安に英語教材を聞き続けると、ある日突然、単語が聞き取れるようになります。高価な英語教材を購入する必要はまったくなく、無料の教材で大丈夫です。
英語を聴くことを習慣化できるかどうかが全て
英語を聴くトレーニングは、1週間や1ヵ月では期間が短すぎます。元々リスニングに自身がある人を除けば、覚悟としては、半年から1年くらいかかるつもりで取り組みましょう。といっても、努力は全く不要で、いかにして、英語を聴くことを習慣にできるかが全てです。毎日シャワーを浴びて、歯を磨くのは努力ではなく、習慣だから可能なのです。といっても、習慣になるまでには少しコツが必要です。例えば、朝玄関をでて、通学(通勤)する時には、必ずイヤホン(車や自転車に乗るなら、片耳のワイヤレスイヤホン推奨)を装着して、英語の教材をスタートする。これを、2週間から1ヶ月間意識して継続すると、習慣にかわります。努力は不要ですが、スポーツ選手が行うルーティーンのように、玄関を出たら、イヤホンとつけて、音声を再生する。というのをルールにしてしまいましょう。