ダイエットと資産形成の共通点
記録し続けることが成功の鍵
記録なきところに成功なし。ダイエットであれば、毎日体重計に乗り、スマホアプリに記録するのが成功の鍵になります。資産形成においても、記録し続けることがスタート地点です。ダイエットであれば、１ヶ月前と比較して、体重が減ったか？減っていないとすれば何を改善しなければならないか？と検証することが可能です。資産形成においても、半年前と比べて、資産が増えているのか？もし全く増えていないのであれば、何を改善しなければならないのか？と検証してみましょう。
正しいリテラシーを身につけることが最重要
ダイエットであれば、PFCバランスを考慮したマクロ管理法が王道とされています。
マクロ管理法とは
性別、身長、体重、年齢と活動量から１日に必要な三大栄養素（タンパク質・脂質・炭水化物の３つ。マクロ栄養素とも呼ぶ）を割り出し、それに沿って食べるだけの超シンプルな食事法です
PFCとは
protein（タンパク質）、fat（脂質）、carbohydrate（炭水化物）の頭文字
過去には、リンゴダイエットやキャベツダイエットといった無数のダイエット法が、考案されました。しかし、マクロ管理法というロジックをきちんと理解して、ダイエットリテラシーを身につけていれば、そのような原則を無視したダイエット法には興味がなくなるでしょう。逆に、リテラシーを身につけることなく、ネットや雑誌で流行しているダイエット法に飛びついている限り、リバウンドを繰り返すことは自明です。
資産形成においても、マネーリテラシーを身につけた状態で資産管理するのと、身につけていない状態で、思いつきで投機するのでは、結果がどうなるかは火を見るより明らかでしょう。短期的には投機で得をすることもあると思いますが、長期的には必ず期待値に収束していきます。
正しい方法を採用すれば、必ず結果を伴う
ダイエットであれば、摂取カロリー＜消費カロリーを数ヶ月維持すれば必ず痩せます。もちろん、絶食をするような無謀な事はせず、上述のPFCバランスを意識したマクロ管理法を継続することが大切です。そして、資産形成に関しても１行で表される原則を守るだけです。
資産形成＝（収入－支出）＋（資産×運用利回り）
ダイエットも、資産形成も従うべき原則は非常にシンプルです。その原則をしっかりと理解して、余計なことは考えずに忠実に実行することができれば、理想とする結果を手に入れることができます。
医師の資産形成においては、人生の高額出費をいかに抑えるかが重要
