医師の働き方において、
・自分の好きな場所で働ける
・何科に進むのも自由
と考えている人が多いかもしれません。
実際、過去には上記に対する制限は、あまりありませんでした。
地方都市の医学部を卒業して、東京で働くというのは、医師にとってはあたりまえ(合理的)な考えでした。
とはいえ、医療過疎地に誰を派遣するか?というのは、考えなければならない問題。
これを以前は、人事権を有する大学病院の教授が担っていました。
でも、人事権を発動するためには
・十分な医局員がいること
・強権を発動できる土台があること
など、いくつかの条件が必要になります。
医局員が5人しかいないのであれば、そもそも大学病院の外に医師を派遣することはできません。
開業するにしても、都会に開業したいと考える医師は多いでしょう。
本来であれば、消防署や警察のように全国均等に医師を配置しないと社会インフラとしての医療を国民に提供できない。
そうなると、医師の勤務先をある程度管理しないといけない。
そこで
・大学病院&学会による運営
から
・日本専門医機構が専門医の働き方をある程度管理する
という流れに変わりました。
今後、もしかしたら
専門医を維持するためには、◯年間僻地で診療する必要がある
など、勤務先に関して、いくつかの制限が設けられる可能性は十分にありそう。
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