生成AI業界については、2025年大きく前進しました。
個人的には、今年革命的と感じたのは
・Notebook LM
・Nano Banana
両方Googleのサービスですね。自分は、生成AI業界を眺めていて、素人感覚ですが、Googleがその覇権を握る気がしています。元々保有していたサービス(Gmail、Google検索、Google カレンダー、Google meet、webブラウザー)があったので、カバーしている領域がとても広くAIのシナジーが効いている印象です。
生成AIについては、ChatGPT、Gemini、Claudeに課金して日々使っています。
今年の前半は使用頻度が
ChatGPT>Gemini>Claude
でしたが、現在は
Gemini>>ChatGPT=Claude
になっています。
話を戻して、特に、Notebook LMについては、今年一番驚いたサービスでした。
ですが、ここにきて、2025年の個人的ナンバーワンは
GeminiのGems(ジェムズ)
になりました。
「Gems」とは、一言でいうと、オーダーメイドのAIアシスタント。 ユーザーの一人ひとりが、自分の仕事に合わせて育てられる「専門家AI」です。
GeminiやChatGPTで「尿路感染の抗菌薬選択について教えて」と質問した場合、
・質問者が一般人 or 医師
によって、最適な回答は異なるはずです。
もちろん、「私は医師です。尿路感染の抗菌薬選択について教えて」と入力すれば、属性を考慮した回答が得られるでしょう。
でも、もっと詳しい属性を継続して付与したいこともあります。
例えば、
自分が1年後にトライアスロンの大会に参加する計画を立てていて、その目標を達成するために、「食事」「ロードバイクの選択」「スイミングのタイムを上げる方法」を年間通じて調べるのであれば、その背景を理解した生成AI(トライアスロンプロの知識でアドバイスしてくれる存在)であってほしい。
他にも、
・職場に行くと、大量のgmailの処理が必要。そのGmailの中から、優先的に対応すべきメールを3つピックアップして、返信文作成サポートをしてくれるAI秘書さん。当然自分の属性を知っていることが前提
・医師の学会に提出する抄録や、英語論文作成をサポートしてくれるAI秘書さん
・資産形成について、アドバイスをしてくれるAI秘書さん
これらのように、自分の属性や目標を理解しており、その属性に対して的確に回答してくれるAI秘書さん。もしくは、毎日定型業務をする際に、その作業を手伝ってくれるAI秘書さん。それが、GeminiのGemsです。
このGemsには、出力形式(プロンプト)を事前に決めておくこともできます。学会抄録なら、決まったフォーマット、文字数を登録。そして、知識として、「英語論文の投稿規定」を入力しておけば、投稿規定に沿ったアウトプットを作成してくれます。オーダーメイドが簡単にできるのが特徴です。
Gemsに「Yugoは、自分が会社創業期から支えてくれた人物。自分がネガティブな意思決定をしようとしたら、冷静に改善策を提案してくれる。京都大学卒業。漫画の趣味は、自分と同じで◯◯が好き。発言の語尾はフランク」みたいな属性を与えることも可能です。
しかも、Gemsは複数作れるので、様々な役割をもつ優秀な秘書を複数採用したような錯覚になります。
そうはいっても、プロンプト作るの面倒。。。となりますが、なんと、プロンプト作成も生成AIがサポートしてくれるという優しい配慮。
さらにとんでもないのが、自分が作った優秀なGemsを他の人にも共有できるのです!!
社内で、優秀なGemsをつくれる人がいたら、そのGemsを社内の人と共有できる。
・優秀家庭教師Gems
・諸葛孔明Gems
なんてものも簡単に作れそうです。
毎日やっている定型業務、属性を理解して的確な回答をくれる専属秘書が作れるということです。是非気軽に使ってみてください。自分は有料プランで使っていますが、無料プランでも使えるみたいです。
医師のキャリア革命

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