AIが米国の医師国家試験(USMLE)に合格したというニュースが話題になった。
この出来事は単なる技術の進歩を示すものではなく、「AIが高度専門職の知識レベルに達しつつある」という大きな時代の転換点を示している。
今後数年のうちに、AIは物理、数学、法律、医学など、いわゆるPhDレベルの知識を当たり前のように備えた存在になるだろう。
ChatGPTを日常的に使っていると、そんな未来はもはや想像ではなく“予兆”として、手の中にある感覚すらある。
PhDの部下が100人いたら
ふと、こんなことを考えた。
「もし、自分にPhDの部下が100人いたら、何をするだろう?」
しかもその部下たちは、24時間働き続け、どんな領域でも専門的にリサーチをこなし、イラストも音楽も作れ、文句ひとつ言わず、すぐにフィードバックをくれる。
…そう考えると、まさに今のChatGPTや画像生成AIたちが、それにかなり近づいているように思えてくる。
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### 一人社長 × PhD 100人
今までは、企画、執筆、調査、広報、デザインまで、すべて自分でこなすしかなかった。
でも、今は違う。ChatGPTやAI画像生成ツールを組み合わせると、まるでPhDの部下を何人も抱えているかのように、仕事が進む。
・SNS用のキャッチコピーを数秒で10案提案
・イラスト素材をAIに生成させる
・動画のナレーションもAI音声で作成
しかも、指示が正確なら、彼ら(AI部下)は「文句ひとつ言わず」働いてくれる。夜中でも、休日でも、エネルギー切れしない。
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### 問題は「命令の質」
この時代において最も問われるのは、「知識量」ではなく、「問いの立て方」「命令の精度」だ。
100人の優秀な部下がいても、指示が曖昧なら、期待する成果は得られない。
逆に、明確な目的と構造化された指示があれば、AIは爆速でタスクをこなしてくれる。
つまり、これからの時代、**「命令のスキル」=「経営スキル」**なのだ。
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### そして、何をすべきか?
AI部下が100人いる時代に、人間がやるべき仕事とは何だろう?
結論はシンプルだ。
>「問いを立て、価値のあるビジョンを描き、それを社会に接続する」
AIにできないのは、価値判断とビジョンの創造だ。
何をするべきかを決めるのは、結局のところ人間の役割。
その意味で、我々は今、「AIを使いこなす創造者」か「AIに置き換えられる作業者」かを問われている。
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## 終わりに
PhDの部下が100人いる未来。
それはもはや“未来”ではなく、“現在進行形”で訪れている。
そのとき、あなたは何をするだろう?
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