開業医はすごい。「医師のキャリア革命」というオンラインサロンを始める前、勤務医しか経験していなかった頃には理解できていなかったことがある。
メタ視点で医師のキャリアを捉えると、勤務医と開業医では社会への貢献の仕方が根本的に異なることが見えてくる。勤務医は既存の医療機関で高度な医療を提供するが、雇用創出という観点では直接的な貢献は難しい。一方、開業医は医療提供と同時に雇用を生み出す役割を担っている。
実際に人を雇う立場(ラーメン屋)を経験してみて、初めて分かったのは、雇用創出には想像を絶する苦労が伴うということだ。しかし、そこで生まれた雇用は被雇用者とその家族の生活基盤となり、家計の安定をもたらす。一人を雇うということは、その人の人生に責任を持つことでもある。
これは「勤務医は高度医療を提供しているから偉い」という単純な価値観とは異なる視点である。また、勤務医と開業医のどちらが上かという優劣の問題でもない。それぞれが異なる形で社会に貢献しており、どちらも医療界にとって不可欠な存在なのだ。開業医として経験して初めて、この多面的な社会貢献の在り方が理解できるようになった。
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医師のキャリア革命

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