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リベラルについて
インドのバラナシを訪問したとき、夕方に祭りが開催されていた。 おそらくインド国内から観光旅行に来ていたであろうインド人観光客たちが、スマホで祭りを撮影しながら家族とビデオ通話していた。その家族の人数が6人、8人と多い。自分が旅行先で見ている... -
自分とか、ないから。教養としての東洋哲学
インド旅行中に後輩から教えてもらった本。 帰国後、通勤中にオーディオブックとして聞き始めました。 自分とか、ないから。教養としての東洋哲学 まだ全部は読めていませんが、なかなか面白い内容です。 先日紹介した飲茶先生の最強のニーチェとは別の方... -
飛行機で読んだ本
インドから日本への帰路にKindleに入れてあった本を読みました。 飲茶の「最強! 」のニーチェ 対話形式で楽しく読めます。 でも、内容はしっかりしています。 「神は死んだ」「奴隷道徳」「末人と超人」「永劫回帰」「大いなる正午」といった印象に残るフ... -
利他について
幸福と利他の深い関係 幸福と利他は切っても切れない関係にあります。 そもそも幸福というのは主観的なものです。その主観的な幸福感の形成に、利他が強く関係していることは興味深いです。 利他は自己犠牲ではない 利他を自己犠牲や搾取と同義に捉えるの... -
人に与えても減らないもの—情報と体験の好循環
有限なものと無限なもの お金は使うと手元からなくなります。物理的な資源は有限であり、分け合えばそれだけ自分の取り分は減ってしまいます。 しかし、情報や体験(成功体験だけでなく失敗体験も含めて)は、色々な人と共有したとしても、自分の手元から... -
「思考は移動距離に比例する」—海外旅行の真の価値
コロナ以降、「国内旅行で十分」と感じていました。自分が歳を重ねたことも大きく影響していると思います。以前のような冒険心が薄れ、安全で慣れ親しんだ場所を選ぶようになったのです。 コロナ前は積極的に色々な国へ海外旅行をしていました。しかし、パ... -
複利の力は金融だけではない—人生への応用可能性
アインシュタインは「複利は人類最大の発明である」という言葉を残したとされています。 一般的には、複利の力を利用して資産形成しようという文脈で使われることが多いです。例えば、100万円を毎年5%の複利で運用すると、30年後には4,321,942円になると... -
バラナシで考えた「幸せ」と「豊かさ」の関係
インドのバラナシを訪れた際、強く印象に残った光景がありました。 路地裏で小さな商売をしている人、昼寝をしている人、裸足で牛のフンが落ちている道を歩いている人たち。彼らの多くは信仰心が厚く、深く信じる宗教を持っているように見えました。 何が... -
DeepLの音声読み上げ機能を活用した英語プレゼン準備法
インドで英語のショートプレゼン(2分)を行う機会がありました。 普段であれば、読み原稿を英語で作成し、それを何度も口に出して練習して暗記するという方法でプレゼンに臨んでいます。しかし、この方法には弱点があります。正しくない発音やイントネー... -
インド旅行で気づいた言語コミュニケーションの本質
インド旅行中に印象的な場面を目にした。若手の女医さんがレストランで英語で注文をしていたのだが、途中で「うーん、2つにします」と日本語を混ぜてコミュニケーションを取っている光景だった。驚いたことに、それでもなんとなく相手に伝わっているのだ。...