成功するためにはたくさん挑戦することが重要
スモールビジネスなど、自分が未知の領域に進出する際に、(致命傷にならない)トライを、できるだけたくさんすることが、一番重要になります。時々、完成度を高めることを意識しすぎて、挑戦する回数が減ってしまう人をみかけます。挑戦する数が大事であることを印象づけるエピソードを紹介したいと思います。
パブロ・ピカソが91歳で他界するまでに残した作品数は?
1. 約100点
2. 約1,000点
3. 約10万点
正解は、3番でした(14万7800点)。ちなみに、仮に10歳から91歳まで、毎日作品を作り続けたとしたら、14万7800点の作品を作るためには、毎日5点の作品を描く必要があります。生涯通じて、毎日5点の作品を作るって、凄いことですよね。ピカソの凄さは、作品の完成度だけでなく、その作品数の多さにもあるのです。
挑戦の回数を多くすると、確率的に成功に近づく。
新しい挑戦において、成功するか失敗するかを決定づけるのは、仕事の完成度よりは、挑戦の数がより重要です。物事を8割完成させるのに3時間かかるとして、その仕事を10割完成させるためには、30時間かかったりします。つまり、ある程度の完成した後に、それを10割完成させるためには、膨大な時間が必要になります。しかし、8割の完成度と10割の完成度で、成功の確率というのはそれほど変わりません。そうであるなら、やはり、8割完成したら、次の挑戦、そのまた次の挑戦というふうに、どんどん挑戦する回数を増やしていった方が、成功には近づくでしょう。