株式投資

貯蓄と投資、投機の違いを理解しておこう

貯蓄と投資、投機の違いについて

資産運用するにあたって、「貯蓄と投資」「投資と投機」の違いを理解することが大切です。

貯蓄はお金を貯めて蓄えること。一般には元本保証あり
(例)普通預金、定期預金

投資は将来が有望な投資先に、長期的に資金を投じること。元本保証なし
(例)株式投資、債券投資、不動産投資

投機は相場の変動を利用して利益を得ようとする短期的な取引。相場によっては大きな損失が発生する可能性がある
(例)FX、仮想通貨

投資の名著として知られる『ウォール街のランダム・ウォーカー』では、投機と投資の違いが以下のように表現されている。

投資と投機を区別する基準は、どのような期間で投資リターンを考えるかがはっきり意識されているかどうかと、リターンが合理的に予測できるかどうか、の二点にある。投機家は二、三日あるいは二、三週間の間に大儲けすることを狙って株式を取得する。これに対して、投資家は、何年、あるいは何十年先まで安定的に配当をもたらし、あるいは持続的な値上がりが期待できるような株式を保有する。

投機=ギャンブルと考えて間違いないでしょう。ちなみに、ギャンブルの期待値については下記のとおりです。

ギャンブル(投機)の期待値
宝くじ50%
競馬、競輪75%
パチンコ80%
バカラ99%
FX(手数料のみ)

どうしても、ギャンブルをしたい人は、FXやカジノで行われているバカラやブラックジャックが、期待値は高いですね。つまり、勝つか負けるかはフィフティーフィフティー。宝くじは、きわめて効率のよいぼったくりであり、割に合わないギャンブルと言われています。愚か者に課せられた税金とも言われています。