俺の屍を越えてゆけ(日記)

努力ではなく習慣を手に入れる

博士
博士
努力をするよりも、習慣を味方につけよう



努力では成果は得られない

例えば、自分の専門領域のトップランナーの先生と飲み会があったとします。そこで、「私は、毎日英語の雑誌に目を通すようにしています」という話がでたとします。
ここで、「毎日英語の雑誌を読むとは、ものすごく強い意志があるに違いない」と考えてしまい、「よし、自分も明日から英語の雑誌を読むようにしよう」と決心したとしても、1周間も続かないと思います。

自分の場合だと、「英語の論文を毎日読む習慣を作るためには、何を仕組み化すれば良いか?」を一番に考えます。
例えば、毎朝7:30〜08:00にカンファレンスがあるとします。参加しているだけで、いつもスマホを眺めているのであれば、「スマホで英語の論文を1つ読んでから、スマホを眺めよう」みたいなルールを決めます。

英語のリスニングを鍛えたいのであれば、「玄関を出る時に、必ずイヤホンをつけて、英語音声をオンにする」みたいなルーティーンも良いと思います。
ポイントは、習慣のトリガーとなる動作を、毎日同じタイミングで行うのです。
この、イヤホンルーティーンは、私が実際にしているのですが、時々イヤホンを充電したまま家を出ようとすると、玄関をでたところで、「あ、イヤホンを部屋に忘れている」と気づくようになります。これは、完全に習慣化した証拠といえます。

習慣化に寄与するものには投資する

イヤホンルーティーンをずっとしてきて、一つ困ったことに出会いました。それまで、2000円ほどの片耳に挿入するBluetoothイヤホンを使っていたのですが、こいつがしょっちゅうバッテリー切れになるのです。通勤途中でバッテリーが切れてしまうと、どうしようもありません。あと、スマホとのペアリングが、朝忙しいときはひと手間かかることにも気づきました。
そうこうしていると、様々な人から、AppleのAirPodsは最高によい。とのアドバイスをいただき、ついに購入してしまいました。

AirPodsは、テザリングがノーストレスで、バッテリーも結構持つので、買ってよかったなと思っています。こういった習慣を維持するためのお金は、投資と割り切って使うようにしています。

住む場所も習慣化に影響する

以前、Twitterで、「ジムから徒歩圏内に住むようにしている」とコメントしている人がいて、なるほどと思いました。
仮に、同じ職場に3年勤務するとして、その3年間にジムで筋トレをする習慣があるのと無いのでは、体型は驚くほど変化するでしょう。
職場から帰宅する途中に、毎週月曜日と木曜日は必ずジムに立ち寄る。みたいなルーティーンも作りやすいです。
運動を努力で続けるのは、鉄の意志がないと難しいです。それよりは、毎日の生活に組み込んでしまう方が、習慣化しやすいと思います。