俺の屍を越えてゆけ(日記)

10時間で習得できる技を複数組み合わせてオンリーワンになる

専門性の追求とよろずやスピリッツ

現代では、仕事はどんどん細分化しており、医学の世界においても「必要なのは専門性」という価値観が根付いています。
でも、それとは相対する考え方ですが、よろずやとして、必要とされることを、とりあえずなんでもやってみようというのも可能な時代です。
スマホで撮った動画をPCで編集してみる
イベントのフライヤーをAdobe Illustratorで作ってみる
みたいなことは、20年前であれば、素人が簡単にチャレンジできるものではありませんでした。
でも、今は、好奇心さえあれば、ネットで調べた知識とコツで、60点くらいの仕事は簡単にできるような環境が整っています。
このあたりは、Appleが時代を先取りしており、動画の簡単な編集であれば、iMovieがありますし、音声コンテンツづくりなら、GarageBandというアプリがあります。いずれもAppleのPCには標準装備されており、アップデートも無料です。

オンリーワンになるために必要なこと

コモディティー化してしまうと、資本主義の世の中では、労働価値が下がってしまいます。
オンリーワンになろう。というのはよく言われることですが、プログラミングを習得したり、英語の学習をしたりという専門性の伸ばし方もあります。しかし、これらはいずれも、プロレベルになるのにかなりの時間を必要とします。でも、コモディティー化を避け、オンリーワンになるためには、今度な専門知識を持つ以外にも方法があります。
例えば、医師でPowerpointが使える人はたくさんいますがIllustratorが使えて、動画編集ができて、音声コンテンツも作れるという人は、あまりいないのではないでしょうか?
このように、10時間未満のリソースを投入することで、必要最小限のスキルを習得してしまい、60点の完成度の作品を作ることができる。その小さな専門性を、3つ、4つと増やしていき、全体としてオンリーワンになるという戦略も面白い気がします。