俺の屍を越えてゆけ(日記)

認識できれば有利になる行動原則

博士
博士
最近読んだ書籍にかかれていた認識できれば有利になる行動原則について紹介しよう

成功はランダムに生じる

こちらの書籍で紹介されているのは、「成功はランダムに生じる」という強いメッセージです。「成功はランダムに生じる」という事実は、人間がなかなか受け入れることのできない概念だと思います。
というのも、人間は、世の中で起こる事象を因果関係に基づいて、原因を考える生き物だからです。
例えば、雨乞いについて。雨が降らず、作物が枯れそうになると、祈祷師さんを呼び、連日雨乞いをします。そうすると、ついに雨が降った!祈祷師さんがお祈りしてくれたおかげだという因果関係を成立させます。
でも、これは、「祈り続ければ、いつかは雨が降る」と同義ですね。
ランダムに生じる成功をどのようにしてつかむか?という点については、書籍を読んだ上で、いまだ金時ラジオをお聞きいただけたら理解の助けになると思います。

錯覚資産

人間は、「いっけん正しいと思うことで、実は間違っていること」そして「いっけん間違っていると思うことで、実は正しいこと」という2つの領域において、錯覚を生じやすい。そのロジックを明快に解説した本です。
学校教育では、「地道に勉強して実力をつけましょう。実力がついたら、それに伴って成果が生まれて、出世(成功)できます」と教えられます。
でも、この書籍のなかで、ふろむださんは、「実力をつけて成果を上げるというループ以外にも、いくつかのループがあることを知っておいた方が人生を楽に生きられる」と説明しています。
逆にいうと、実力をつけて成果を上げるというループ以外の、成長ループ(キーワードは錯覚資産)を知らないということは、ゲームを目隠しで戦うことになってしまいます。職場やインターネット上で起こる人間関係の中で、「錯覚資産を複利運用する」という非常に重要なルールがあるのですが、それを知らずに闇雲に頑張り続けると、人生がハードなクソゲーになってしまいます。
「あいつは実力もないくせに、なんで出世するんだ」とか「あの上司は人間を好き嫌いでしか判断できない無能な上司だ」と感じたことがある人は、錯覚資産という人生ゲームにおける重要なルールを知らずに戦っている可能性があります。そんな方は、ぜひこの書籍を読んでみてください。ルールを知らずにゲームに参加すると、なぜ自分が負けたのかが全く理解できなくなってしまいます。そして、錯覚資産というルールの存在を少し知っておくだけで、人生ゲームは攻略しやすくなると思います。