俺の屍を越えてゆけ(日記)

手術着が緑色の理由

手術着って、どこの病院でも大体緑色をしています。
「緑は血液(赤)の補色だからね」という説明を聞いたことがあったのですが、いまいち理解できていなかった。

正確には、赤色(血液)の心理補色が緑色(手術着)。
赤色の補色残像を目立ちにくくするために緑色が有効。という理屈になるのだそうです。

補色について(心理補色)

補色の一方の色をしばらく見つめた後、白い紙などに目を移すと、残像として補色のもう一方の色が現れます。これを心理補色と呼びます。
たとえば、外科手術を行う医師は、血液の赤を長時間見つめるため、緑色の残像に悩まされてきました。視線を動かすと残像も一緒に動くため、手術中の医師にとって大きなストレスとなるからです。
1925年、米国の化学系企業デュポンは、補色残像を和らげる効果がある色として、薄い緑色の塗料を提案しました。現在では、外科手術室の内装だけでなく、手術着にも薄い緑色が採用されています。

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