読書

一流の医師になるためには読書をオススメ

本日は、医師に読書をオススメする理由をいくつか紹介したいと思います。

他人の人生、成功のコツ、失敗体験を自分のものにできる

どんなに人生経験豊富な人であっても、自分の人生の中で体験できることというのは、限界があります。特に、若い頃は、自分の人生経験が限られていますから、読書を通じて、他人が生きた人生を知ること、成功のコツや失敗体験を知ることには、非常に大きなメリットがあります。

本ほど、コスパに優れたものはない

読書家は口を揃えて、「本ほどコスパに優れたものはない」といいます。実際に自分で本を書いてみるとわかりますが、めちゃくちゃ大変な作業です。しかも、自分が時間費やしてえた経験や知識を、他人にわかりやすく説明してくれるわけです。優秀な人が、人生で様々な経験をしたものの中から、人に伝えたいエッセンスのみを凝集したものが1冊の本なのです。

読書をしない人の言い分として多いのが、「他人の意見を押し付けられる」というものがあります。しかし、読書の本質というのは、著者と自分の対話ですから、自分の人生がひろがることはあっても、狭くなることはありえません。逆に、読書をしない人というのは、自分の体験が、世界の全てになりがちです。そうなると、多様性のある生き方を許容しにくくなったり、自分の人生以外に経験を得ることができなため、年をとるほど自分の世界がどんどん狭くなってしまいます。

セミナーに行くよりも、セミナー主催者の書いた本を読もう

以前、堀江貴文さんが、「私のセミナーに参加して、勉強した気になるくらいなら、私が書いた本を読んでください」とおっしゃられていました。実は、セミナーで1時間程度話した内容の、要点だけを紙にまとめると、2~3ページに収まります。つまり、セミナーで得られる情報に比べて、1冊の本から得られる情報の量は桁違いに大きいわけです。

セミナーに参加するメリットがあるとすれば、「そのセミナーに参加して、交流会で講師やセミナーを聞きに来た人たちと話すことで、別の仕事につなげること」ではないでしょうか。単純に知識を吸収するだけであれば、本を読むほうが圧倒的に生産性は高いといえます。

本を読むとは、本の中で著者と対話をすること

読書の醍醐味とは、本を読むという過程において、本の中で著者と対話することができるようになることだと思います。論理的に書かれた書籍を読むことで、対話自体も論理的にできるようになります。本を読みながら、論理的に著者と対話する。それを繰り返すことで、論理的な文章が書けるようになったり、人と話した時に、論理的なやり取りをすることができるようになります。

いつも時間がないと感じる医師へのアドバイス