勤務医であっても開業医であっても。いつも時間がたりないと感じている医師がほとんどではないでしょうか?今回は、自分の時間をいかにして確保するかについて考えてみたいと思います。
全ての依頼を引き受けてしまうと時間がなくなり時間貧乏になる
MRさんから面談のアポイントを受ける、平日にこれない患者さんの家族に土日に病状説明する。医師のもとには、様々な仕事の依頼がきます。ただ、それらの対応には、すべて自分の貴重な時間を使っています。頼まれたことを全て引き受けてしまうと、自分の時間はどんどんなくなってしまいます。ここで大切なことは、「Noという選択肢を常に持つこと」です。むしろ、「絶対的なYes以外には、もっと気軽にNoを言う」というくらいの気持ちでちょうど良いとおもいます。
自分の時間を確保するためのコツを知るためには、エッセンシャル思考という書籍がオススメです。
読書の時間が無い方のために、エッセンシャル思考の要点をまとめた、ナレーション付き動画を作成しました。
時間不足の背景に資産形成の意識が欠如している
勤務医は、自分の労働力(自分の時間)を資本家に提供することで、給料を得ています。普段あまり意識しないかもしれませんが、自分の時間とお金を常に交換しているのです。時間が不足しているというのは、裏を返せばお金が不足しているとも言えます。生活費が足りなくなったらバイトをしてお金を稼いで、その場をなんとか乗り切るという生活を続けているとしたら、いつまでたっても、時間不足、お金不足の生活から抜け出すことができなくなってしまいます。
時間が足りないと感じる場合は、まずは自分の持っているお金と本気で向き合ってみる必要があると思います。
自分の働き方の生産性について考えてみる
仕事が終わったら帰宅する。長時間労働で問題を解決する。そのような働き方をしていると、自分の時間はどんどんなくなってしまい、将来は得られる所得まで下がってしまいます。これからのライフスタイルを考える上で、大切なキーワードは、生産性の高い働き方です。時間が足りないという悩みの背景には、仕事の生産性が低いという現実があります。
これから世の中のありとあらゆるサービスが、高生産性社会に急速にシフトしています。その中でお金と時間を手に入れるためには、生産性の高い働き方を身につける以外に方法はありません。
生産性を考えるきっかけになる書籍として、ちきりんさんの書籍「自分の時間を取り戻そう」をオススメ。
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