時間貧乏から抜け出すために

医師が自由な時間を手に入れるために何をすべきか?

医師は、常に忙しく、自分の自由になる時間なんてこれっぽっちも無いよという方が多いかもしれません。今日は、医師が自由な時間を手に入れるために何をすべきか?について考えてみたいと思います。

時間が無いの背景にある心理

仕事で安定した給料をもらうことが生きていくために必須。

そのために、解雇されないように仕事を頑張る。

そんなこと当然だろ。とおっしゃられる人も多いと思いますが、もし仮に経済的な自由を手に入れていたとしたら。もしくは、他にお金を手に入れるための安定した手段をいくつかもっていたとしたらどうでしょうか?

経済的な自由を手に入れて、安定した収入をえるための手段を複数もっていたなら、無理な仕事は断ることができる。

そして、質素な生活と節約を習慣化できれば、出費がへり、安定した収入が手に入るというスパイラルに入ります。そうすると、「アルバイト1つ減らしても大丈夫だな」、「土日に強制参加のイベントがあるけど、参加する意味ないから断っておこう」という感じで、自分の時間を作るだけの余裕が生まれてきます。

新しくできた自由な時間を、さらに不労所得を得るための仕事にあてる

労働力を提供することでお金を得るのではなく、自分が資本家となって、ビジネスモデルをまわすことで、不労所得を得る。労働者は、自分の時間を提供して、お金を得る性質上、働けば働くだけ、自分の時間がなくなってしまう宿命です。逆に、資本家は、労働力を集めることで、効率よくビジネスを回すことができるため、自分の時間を使う必要が少ないのです。自分の収入に占める労働の割合について、労働者の割合を少しずつへらして、資本家としての仕事の割合を増やしていく。そのサイクルを回転させることで、自分の労働(時間)を投入することなく、収入が得られるようになります。これが、自分の時間が増えて、かつお金も増えるというサイクルです。

労働者として、働くことは重要。資本家の性質も手に入れておくと楽に生きられる。

もちろん、資本家の比率を100%にすることは難しいかもしれません。それであっても、労働力に100%依存する生活を、1%でも資本家として収入を得ることができるにようになれば、その割合を少しずつ増やすことができます。ゼロと1は大違いです。自分の生活の中に、1%でも良いので、資本家としての収入源を確保する。不動産についても、築古戸建てを購入することができなくても、今は、少額から分散投資ができる不動産投資信託(REIT)という投資手段もあります。ゼロを1にして、あとは、その割合を少しずつ増やしていく。そうすれば、その増加分に応じて、自分の自由時間も増えてくるはずです。