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医師がお金をもらう場合、三角形を意識してみると面白い。
医師の働き方において1対1のお金のやり取りうまくいかない
普通のビジネスをしていると、商品やサービスの対価としてお金を受け取ることは普通です。しかし、A先生にB先生がサービスを提供して、対価(お金)を受け取るというのは、少し違和感がありますね。
三角形を意識するとお金がスムースに動く
ここで、1対1のお金のやり取りではなく、3人(三角形)でお金を動かすと意外とうまくいきます。例えば、A先生にB先生が特別講演の依頼をしたとします。B先生にはスポンサーのC社とのコネクションがあります。C社がA先生に講演に対する出張費、講演料を支払います。A先生は、B先生の依頼に答える形で、講演を行います。この場合、3者それぞれにメリットが生まれるため、お金がうまくまわりますし、誰かが損をして、誰かが得をするということがありません。今回のたとえに関して、例えばB先生が欠けると、講演を行ったA先生が、直接C社に講演料を請求することになります。それも不可能ではないと思いますが、やはり、三角形を作るほうがうまくまわりますね。
お金がうまくまわらないと感じたら、三角形を意識してみる。
私達は、ついつい、相手からお金をもらう、相手にお金を支払うという、1対1の関係ばかりに意識がいきがちです。しかし、実は、もうひとつのパーツを組み込んで、三角形を作ってみると、突然上手く回ることがあります。