若さを保つ

医師と筋トレ

精神疲労を回復させる効果

筋トレって、元気な時にするものだと思っている人も多いと思います。でも、筋トレは、精神的に疲れがピークの時にするのがむしろ効果的です。普段から筋トレを習慣化していると、精神的に追い込まれる頻度が減ります。筋肉は精神疲労から身体を守ってくれるバリアの役割をしてくれるのです(すいません非科学的な表現ですね)。精神的な疲労が蓄積している状態というのは、精神だけが疲れているわけではなく、むしろ肉体のメンテナンス不足の可能性が大きいです。運動習慣が無いと、肩こり、腰痛、関節痛に悩まされるようになります。精神疲労を回復させるためには、プールで運動してみたり、筋トレしてみたりするのが非常に効果的です。

筋トレをすると頭がスッキリする

これも、非科学的かつ自分自身の体験ですが、筋トレをすると間違いなく、頭がスッキリとします。欧米のエリートビジネスマンが、出張先でも朝からジムで汗を流してから仕事をする理由がこれです。毎週2回くらい筋トレをする習慣が身につくと、筋トレをしたあとに頭がスッキリするのが、快感になってくるはずです。

筋トレをすると疲れにくい体型をつくれる

私は、大学生まで野球、テニス、サッカーなどを続けていました。運動するのが当たり前の生活を続けていましたが、国家試験受験から研修医の時期に運動習慣が完全になくなってしまいました。そうすると、とたんに腰痛がではじめました。体幹や四肢を安定化させるためには筋肉が必要不可欠です。運動習慣がなくなると、全身の筋肉が萎縮するため、姿勢を保持するのがしんどくなります。逆に、運動習慣や筋トレの習慣があると、中年以降も、疲れにくい体型を維持することが可能になります。

筋トレと食事管理の組み合わせが最高

筋トレを続けると同時に、高蛋白、低糖質、低脂質の生活を続けていると、筋肉の量が増え、脂肪の量が減り理想の体型が手に入ります。筋トレと高蛋白食の組み合わせて、カロリー制限を行わないと、筋肉が増えると同時に脂肪も増えてしまい、力士体型になってしまいます。筋肉と脂肪が両方増えた状態です。可能なら、筋トレの習慣とPFCバランスをキープした状態で1日のカロリー制限を行うことで、理想の体型が手に入るはずです。