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不動産投資における情報の非対称性が消えつつある

医師のキャリア革命というオンラインサロンの中で、面白い意見がありました。数年前までは入居希望者はまだ受動的で、不動産屋が持っている情報の中からその一部を入居希望者に公開するという方法が主流でした。ところが、ここ数年でSUUMOなどのネット上に公開されている情報を元にして、物件を絞る方人が圧倒的に増えてきたそうです。

今でも、不動産売買に関しては、不動産屋が持つ川上情報にアクセスできるかどうかが、重要みたいですが、不動産賃貸に関しては、不動産屋と入居希望者の間の情報不均衡がかなりなくなってきたようです。そうなると、同じエリアの物件をネット上で比較検討できるので、入居希望者にとっては、かなり状況が好転しているようです。逆に言えば、不動産オーナーは、自分たちの保有する物件を、同じエリアにある物件と簡単に比較されてしまい、単純にスペックが良く、安い方が選ばれてしまうようになりつつあるみたいですね。不動産賃貸業における情報の非対称性(オーナー、不動産屋が有利で入居希望者が不利)が消えつつあるというのは面白いですね。

今は、子供が都心に住んでいて、地方に住む実家の両親が住んでいた戸建が空き家になった場合、タダでもいいから誰か買ってほしいというニーズが埋もれていると思うのですが、今後はそのような負動産?の情報がネット上に公開されるようになり、叩き売りの不動産が大量に流通するようになるのかもしれませんね。
メルカリで家を売る時代は近い?笑