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知識を人から学ぶコツ

博士
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知識を人から学ぶコツ

1回のアポイントメントで1つ核となるアイデアを得る

最近は、人と会うときにお酒を飲まないこともあり、飲み会ではなく、アポイントメント(以下アポ)としました。
ちなみに、最近自分のやり方として、「相手がお酒を飲む方なら自分もお酒を飲む。相手が飲まない方なら自分も飲まない」というやり方にかえました。

自分がこの人は面白い!と目をつけた人と合うときの指針として

博士
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1回のアポイントメントで1つ核となるアイデアを得られたらラッキー

くらいのイメージです。

といっても、この”核となるアイデア”は、その後の自分の人生を変えたり、資産形成のコツ(節税アイデア含む)だったりします。

先日、サウザーさんと白熱教室、Voicy番外編を収録した際に心に刺さったフレーズは

ちなみに、フランケンとは、いまだ金時ラジオなどで、かなり長時間対話していますが、今回の収録の隙間時間に、朝食をガストで一緒に食べているとき、革新的なアイデアをもらいました。
(ここでは書けない内容です)

何を勉強したらよいか教えて下さいではダメ

知識を人から学ぶと言われると、「何を勉強したら良いか教えて下さい」という人がいます。
自分で何も勉強せずに、人から美味しいネタ(労力を惜しみ、ショートカットするためのネタ)を仕入れようとする。
結論からいうと、このスタイルだと本当に役立つ知識を人から教わることはできません。

知識を自分の中に蓄える基本は、「テキストベースの知識」を能動的に取り込むことです。
具体的には本を読むこと。これにつきます。
(素人からの助言、テレビで流れてくるニュースを受動的に仕入れても意味はありません)

書籍、雑誌、ネット上にある質の高い情報、新聞などから、テキストベースの知識を能動的に取り込みます。
無料で垂れ流されている情報ではなく、質の高い情報に自らアプローチする。
なぜテキストベースかというと、今の所、単位時間あたりの情報効率が最も高いからです。

でも、いくら本を読んでも、どうしても埋められないパーツが生じます。
このパーツを埋めるのが、自分より知識、経験を持つ人と対話することの目的です。

例えば、不動産の知識が100の人と3の人が対話したとします。
いくつか不動産の話題をやり取りしたら、知識が100の人は、相手の力量が3であることはすぐに見抜きます。
(ちなみに、力量3の人は、力量100の人の知識の深さを知ることはできません)
「あ、この人はこの分野の知識は3しかないから、今は何をいっても無駄だな」と判断されて、有用な情報は得られません。

でも、自分がテキストベースの情報を事前に学習しており、60ほどの知識と経験をもっていたら。
100の知識を持っている人は、100の知識の中から、その人に欠けている重要なパーツを選んで、教えてくれます。
これが、1つのアポで得るべき核となるべき1つのアイデアになるのです。

このアイデアは、不思議なほど突然出現する(天から降ってくるイメージ)。
セレンディピティと言われるもの。
具体的には、飲み会から帰る道すがらであったり、トイレで横並びで用をたしている瞬間だったりします。