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コロナウイルスはブラックスワン?

博士
博士
リーマンショック級のインパクトがおとずれるのであろうか?

NHK NEWS WEBより

28日のニューヨーク株式市場は、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念から、引き続き売り注文が先行し、ダウ平均株価は、前日に比べて350ドルを超える大幅な値下がりでした。これでダウ平均株価は、今週だけで3500ドル余り、率にして12%を超える記録的な値下がりとなりました。
28日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて357ドル28セント安い、2万5409ドル36セントでした。

べき分布(ロングテール)の世界とブラックスワン

2020/01/29のTweet
ニコラスタレブの新著「身銭を切れ」の中で、今回の武漢で発生したコロナウイルス肺炎を観察する上で興味深い考察があった。
コロナウイルス肺炎の死者数は、交通事故死者数と比べて、圧倒的に少なく心配ないと言えるのか?
交通事故死者数は、お互いに相互作用を及ぼすことがなく、発生は確率的に予想される。正規分布(ベルカーブ)、月並みの国と呼ばれる事象だ。前年と比較して10倍増加する確率はほぼゼロである。
しかし、ウイルス感染はお互いに相互作用を生じる。そのため、発生数はべき分布(ロングテール)、果ての国の事象となる。死者数が1000人未満の可能性が高いと予想されていたとしても、その100倍、1000倍になる可能性はかなり少ないものの警戒するに越したことはない(ブラックスワン)
スペイン風邪は、1918年から1919年にかけ全世界的に流行したインフルエンザの通称。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によるインフルエンザ・パンデミック重度指数(PSI)においては最上位のカテゴリー5に分類される。感染者5億人、死者5,000万~1億人と、爆発的に流行した。
増殖的でシステム的でファット・テールなリスク(特に今回のような未知のウイルス)と、増殖的でなく特異的なシン・テールのリスクを比べてはいけない。

1月末の時点では、まだコロナウイルスについては、武漢に限局した対岸の火事でした。
それが、1ヵ月たたない間に、世界規模のブラックスワンに進展しつつあるようです。

iDeCoやつみたてNISAの優位性はむしろ増加

最近iDeCoや、つみたてNISAといった、ドルコスト平均法で、世界経済あるいはアメリカ経済に連動するインデックスファンドの積立を始めた方は、「え??資産がすごく減っている」と驚かれる方がいるかもしれません。
でも、そもそもドルコスト平均法は、最低でも10年以上の長期に渡って継続するべきものです。
そして、むしろブラックスワンのタイミングにインデックスファンドの積立開始ができたことは、かなり幸運です。
その理論的な裏付けは橘玲先生の書籍に詳しく書かれています。

ドルコスト平均法では、株価の下落によって平均購入価格を引き下げることで、株価が元に戻っただけで利益が出るのだ(もちろん株価が上がればもっと儲かる)。これは株の世界では「ナンピン買い」と呼ばれ、むかしから「投資の下策」といわれていた。下落する株を買いつづけてけっきょく倒産してしまえば、全財産を失ってしまうからだ。
だが投資対象が株価インデックスなら、こうしたことは起こらない。とりわけ世界株インデックスが紙くずになるのは、この世から資本市場が消滅したときだけだ(そのときは人類も絶滅しているだろう)。インデックスファンドによるドルコスト平均法では、株価の暴落こそが投資の最大のチャンスになるのだ。

より攻めのポジションを取りたい人におすすめの情報

資産運用の(私含めた)しろうとにとって、世界株式もしくはアメリカ株式へのドルコスト平均法による積立は、負けない戦略として最も推奨されるものだと思います。
でも、それ以上のリスクをとって、攻めのポジションを取りたい人もいると思います。
その方に一番オススメしているのは、整形外科医のブログ主が発信している情報です。
彼は、私の親友ですが、医師の枠にはとどまらない資産運用の知識を持っています。
さらにそれを、医師向けに最適化した方法も提示しています。
勤務医のあなたが開業医並みの収入を得て富裕層に達する方法
自由気ままな先生の金融資産投資の基本は、超長期の逆張り。
つまり、リーマンショック級のブラックスワンを投資のチャンスと捉える作戦です。
(過去、2001年の同時多発テロ、2002年の金融危機、2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災という4つの修羅場をくぐり抜けておられるのもすごい。)
ひとまずは、上記に紹介したテキストをすみからすみまでチェックした上で、ブログで定期更新される記事に注目するのが良いと思います。

そして、医師のキャリア革命(フェイスブックグループ)で、実際に資産運用についての相談、知識の収集をしたい方には、私と整形外科医のブログ主がいっしょに運営しているオンラインサロンもおすすめです。
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