俺の屍を越えてゆけ(日記)

怒りをブログ記事に書くコツ

ブログ記事を書くモチベーションの中で
・知的探究心

・怒り
というのはわりと大きなウエイトを占めている気がする。

知的探究心というのは、理解しやすくて
今まで自分の中になかった真理を見つけた
みたいな感動が、文章を書くモチベーションにつながる
この真理を記録しておきたい、人に伝えたい
という気持ちに由来する。

あと、怒りというのも大きなモチベーションにつながる
怒りは、他人に向けて発散してしまうと自分にとっても相手にとっても害にしかならない。
でも、その怒りを自分の中でモチベーションに変えることは可能。
ブログ記事にするにしても、
・自分が○○に腹が立った
では、幼稚園の作文になってしまう。
そこで、
・その怒りという感情をもう少し論理的に掘り下げてみる
・その原因となった事象は、何らかの普遍性があるものなのか検証してみる
・怒りの原因を抽象化して、別のストーリーに落とし込む
みたいなことができるようになると、いくらでも文章は書けるし、
読み手にとって、日常生活に還元しやすい内容になる。

例えば、自分は、研修医の頃に、病棟の看護師さんから、日曜日に電話があって
「患者さんが、日曜日にもリハビリしたいと言っています。先生は、リハビリがおやすみなので、今から病院に来て、患者さんのリハビリしてください」
と言われたことがあった。当時忙しさのピークだったので、もちろん
なんで俺がリハビリしないといけないんだ!!と怒りの感情に巻き込まれた。

これをブログ記事にするとしたら
・日曜日(時間外)の電話対応が医師にとっては常態化していること
・医師がリハビリをするのが適切なことか?という疑問
・患者さんが希望したら、医師は24時間対応しないといけないのか?という問題提起
・緊急性の少ない事象に対して、医師はいつも緊急対応しないといけないのか?
・看護師さんから言われたことは、研修医はすべて従わないといけないのか?
・医師は、他業種の人が休んでいる間は、その業務を代行しないといけないのか?
みたいに分解することができます。

これを、それぞれブログ記事にすればよいのです。
あと、怒りをモチベーションにして記事を書く場合、
旬をすぎると記事がかけなくなるので、書こうと思った時にすぐに書いた方が良いですね。

実際、ある程度の年齢になると、
まあ、そんなこともあるよね〜
と怒りの感情がわかなくなります笑
そして、その怒りを受け流すスキルが身につくので、怒りが持続しない。

そもそも、研修医に役立つ記事は、研修医のときにしかかけません。
いつか書こうと思っている記事があったら、早めにブログを書いておいた方が良いでしょう。