牢獄の中には、自分の視点を変えて、観察するようになると、
いろいろな変わり者(良い意味で)がいることに気づき始めます。
マルクス経済学からは、「給料は労働力再生産のコスト」ということで、
基本的には経済的自由に到達できない医師がたくさんいます。
そんな中で、牢獄の中にいながら、なぜか圧倒的な金融資産(不動産含む)を手にした先輩を見つけます。
ゆるい先生(整形外科のゆる医ブログ)
それまで自分が生きてきたアカデミアの世界とは、まったく異質な考えをもっている医師
今回のプリズン・ブレイクのストーリーに無理やり当てはめるとしたら
・刑務所の中にいながらも、自分独自のルール(生き方)を周知させていること
・牢屋の中にいながら、なぜか金と女に不自由しない生活をしていること
この先輩から教えていただいたことを一言でいうと
・プリズンの中で、明文化された正規の規則以外に、世の中を支配している隠れたルールがたくさんある
というものでした。
医師の世界は、本音と建前。支配と従属。利権の保持。など、表向きにはきれいに装飾されたルールの裏に、たくさんの隠れメッセージがあるものです。
私は、今まで正攻法のルートしか歩んでこなかったので、世の中にある、正攻法以外の隠された道については、全く知りませんでした。そのようなルートを、教えてくれる貴重な存在。
正攻法の医師の生き方
というのは、その生き方をデザインした第三者がかならずいます。
・立派な医師になるための第一歩として、理想的な研修医を育成するためのシステム
・研修医に正しい専門知識、技術を与えて、立派な専門医を育成するためのシステム
・専門医を取得した後も、生涯教育を続けて、立派なお医者さんを続けるためのシステム
他人が作った見栄えの良いシステムに、無思考に従っていると、彼らがデザインした人生の歯車のパーツになって一生働き続けることになります。
それはそれで、幸せな人生であることも多々ありますが。
ゆるい先生からは、この正規のルートに盲目的に従うのではなく、
自分独自の人生哲学を実現するために、医師というライセンスを最大限利用することの重要性
を学びました。
ゆるい先生の思考の基本になっているのが、
ギャンブル(麻雀)の勝ち筋
です。
ゆるい先生は、経済合理的な生き方をされているので、宝くじを買ったり、パチンコ、競馬に通ったりはしていません。
資本主義社会を生き抜くための勝ち筋
を見極める思考のベースに、ギャンブルの思考があるのは非常に面白いところ。
ギャンブルというのは、相手との心理戦に勝つこと。
常に、自分の対戦相手が、何を考え、どういうブラフを使い、それに対して自分がどうやって最終的に勝つのか?
このあたりの考え方は非常に参考になります。
自分は、それまで、医師としては花形の道。言い換えると他人がデザインした王道ルートを歩んできたので、
このあたりの勝負感はまったく持ち合わせておりませんでした。
たぶん、今からこのあたりの勝負感を自分でイチから開発するのは無理なので、
時々サシ飲みをしながら、いろいろな知識を教えていただく関係になっています。
明日に続く
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