医師の節約のコツは固定費と大型予算に注目すること
いつもお金が足りない。給料から生活費を捻出するのが精一杯で貯金が全然できないという悩みを抱えている医師が多いと思います。そのような医師たちのために、何か解決案を提供できないだろうか?と考えたのがこのブログを書き始めるきっかけでした。節約をし始める時に、一番最初に考えるのが「無駄な出費を減らそう」というものです。今月は、飲み会の回数を減らそうとか、今年は出張を減らそうといった考えかた。でも、これはほとんど意味がありません。というのも、人間の習慣を意思で変えることはほとんど不可能だからです。
節約のコツは固定費と大型予算に注目することからはじめてみましょう。
固定費節約は意思に頼ることなく、仕組みで節約が可能
固定費は、大小ありますが、毎月支払いがあるため、年単位で考えるとかなりの節約効果が期待できます。例えば、半年間通っていないジムの契約を終了にすることで、月謝1万円、年間12万円の節約が可能です。しかも、通っていないジムの契約を終了するのに、強い意思も必要ありませんし、仕組みを変更するだけなので、努力も時間もかかりません。
マイホームなどの大型予算の節約が鍵
もう一つの節約のポイントが、大型予算の節約から始めるということです。大型予算の代表は、マイホーム、生命保険、自家用車、子供の教育費です。マイホームを買うか、買わないか?という予算に比べたら、1〜2回の飲み会代はたかだか知れています(だからといって飲み会で、無制限に使って良いわけでもありませんが)。人生の大型出費に関しては、購入するかしないか?について必ず熟考するようにしましょう。逆に言えば、人生の大型出費で失敗すると、経済的自由からも遠ざかりますし、挽回はほぼ不可能になってしまうので、注意が必要です。
医師の場合、節約は稼ぐことの2倍有効!
医師は稼いだお金の約半分を税金で奪われる存在です。1万円の買い物をするためには、2万円稼がなければなりません。でも、逆に言えば、1万円節約できれば、2万円の稼ぎに匹敵するのです。
富裕層医師が、節約にシビアなのは、このような合理的な理由があるのです。