クリックモーメントについて音声コンテンツを作りました。
音声コンテンツを聴き続けていて、「クリックモーメントとは、ハブとハブが連結する瞬間のこと。その後に自己相似の世界が広がり、新たなレイヤーにつがなること」と気づきました。
Contents
クリックモーメントというのは後から気づく現象
・飲み会でたまたま出会った人との飲み会が面白かった
これはしばしば経験しますが、1年経って「あの飲み会は、クリックモーメントだったな」と振り返ることはありません。
クリックモーメントというのは、もう少しハードルが高い現象です。
・偶然や予期せぬ出会い
・はじめての出会いで意気投合する
・ハブ人材とハブ人材が連結して、後日、そこからさらに人脈が広がる
・自分のレイヤーが新しいレイヤーとつながる
などが必要なのです。
偶然や予期せぬ出会い
同じ職場にいた人物との出会いを、後から振り返ってクリックモーメントであったと思うことはありません。
やはり、自分が意図しない偶然や予期しない出会いというのは、クリックモーメントを表現するための必須事項
はじめての出会いで意気投合する
ファーストインプレッションというのは、結構大切ですね。
ここで、ポジティブな印象を生じないと次につながらないので、これも必須事項
ハブ人材とハブ人材が連結して、後日、そこからさらに人脈が広がる
これが、結構重要なのだと気づきました。
たまたま出会って、面白い話をした。
でも、その後なんのアクションも起きなかった。
という場合、あとから振り返ってクリックモーメントだったと感じることがありません。
クリックモーメントになるためには、ハブとハブがであい、第3のアクションが生まれること。
たとえば、私とA先生がであい、意気投合。
次に、私の知り合いB先生とA先生3人がいっしょに飲み会。その後、A先生とB先生との間で交流が生まれる。
このように、ハブとハブがであい、そこからさらに新しいアクション、人脈が生じた瞬間を、しばらくたってから振り返ると、「あのときの出会いがあったから、今があるんだな。あれはクリックモーメントだったんだな」と感じられます。
これは、自分という最小ユニットが、クリックモーメントという出会いを通じて、自己相似の形態を拡張していくきっかけとなるのが、クリックモーメントなのだと思います。
自分のレイヤーが新しいレイヤーとつながる
アカデミックポジションを爆進していた当時の自分にとって、整形外科医のブログ主、整形外科のゆる医ブログ主との出会いは、まさに、自分の生活していたレイヤーが、未知のレイヤーと連結した瞬間でした。
このように、自分が未知のレイヤーで生活している人と連結して、そこからさらに人脈が拡張していくきっかけとなった出会いも、クリックモーメントといえます。