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医師を取り巻く環境は今後さらに厳しくなる
医師の労働時間に関する議論がなされていますが、今後様々な要因から医師を取り巻く労働環境は厳しくなることが予想されます。
医師の定額使い放題問題について
医師過剰時代に備えよ
医療とリモートワーク。医師へのフリーアクセスは医師の働き方を悪化させる。
その他にも、上司のパワハラ、病棟での人間関係悪化など、医師は様々なストレスにさらされています。もちろん、一時的なストレスであることが多いとは思いますが、夜眠れなくなる、夢の中でも仕事に追われているといった症状がでてきたりすると要注意です。
医師の脱出ボートとは?
小学校でクラスでひどいイジメに合うとします。解決策は、転校すること、学校に行かないことだと思います。命を失うより、100倍ましです。医師免許は、追い込まれた医師にとって、強力な脱出ボートになります。医師免許は、自分の脱出ボートだと思っておきましょう。医師免許があるかぎり、当面食うに困ることはありません。しばらく仕事を休み、休養をしっかりととり、落ち着いたらアルバイト生活を週2くらいから始めてみたら良い。つらくなったら逃げ出して、自分の気持を整理して、再出発するだけです。
自分でどうしようもない環境に追い込まれたら迷わず逃げろ
ある人にとって、ストレスを全く感じないことであっても、ある人にとっては死にたいほどストレスに感じることはたくさんあります。特に医師は、人命を預かるストレスフルな職業ですから、自分でどうしようも無いほどに追い込まれたら、逃げるが勝ちです。自分の命、家族の命を守ることが最優先です。大丈夫、しっかりと休養をとって、アルバイトをすれば、当面生活に困ることはありません。今の職場は地獄のように感じるかもしれませんが、働きやすい職場は世の中にたくさんあります。追い込まれたときは、視野が非常に狭くなってしまうので、働きやすい環境が視界に入らないだけです。
マイホームは買わない
もしもの時に、賃貸生活だと脱出するためのハードルがかなり下がります。県外に行くもよし、しばらく国外に逃亡するも良し。シンガポールや中国の一部の地域では、日本の医師免許で診療を行うことができます。マイホームを購入してしまうと、仕事を辞める、休むという選択肢がとりにくくなります。それ以上に住む場所が変えられないというのは、非常に大きな力で拘束されることになります。地方都市から東京に移動するといった働く環境を変えることも難しくなります。今後医師の労働環境が悪化する可能性が高く、マイホーム購入は、脱出するための大きな足かせとなるので、買わないほうが良いと思います。
3ヶ月分の生活費があると、かなり安心感が生まれる
3〜6ヶ月分の生活費を現金で確保しましょう。それが、「もし仕事を辞めても当面お金に困ることはない。追い込まれたら、辞めても生きていける」という安心感につながります。医師として給料を貰えるようになったら、とりあえず、3ヶ月分の生活費を現金で確保しましょう。
まとめ
みんないつかはその職場からいなくなります。イジメにあった小学生にとっては、その生活は一生続くかに思えますが、6年間経つと、小学生は全員入れ替わります。医師の職場も同じで、10年も経てば、7割ほどの医師がいなくなっているでしょう。早く去るか、最後に去るかの違いだけですから、潰される前に逃げ出そう。逃げるは恥だが役に立つ。