医師の働き方

医師が稼ぐなら地方都市が有利?

医師が働いて稼ぐなら、大都市と地方都市どちらが有利なのでしょうか?以下に述べる内容は、あくまで一つの意見ですから、自分の環境と照らし合わせてみてください。

診療報酬は、全国一律という事実

生活にかかるコスト(住居費、食費など)は、大都市でコストがかかり、地方都市は比較的割安です。ですが、診療報酬は、全国一律です。病院の収益(診療報酬に大きく依存)から、人件費(給料)が捻出されるため、地方都市では、リビングコストに対して、比較的割の良い給料を得ることができるのかもしれません。

大都会では、支出が増えやすい傾向にある

大都市においては、リビングコストた高いという事実がありますが、それ以外にも、「人のニーズを満たす商品やサービスが溢れている」という点も重要です。生活している人口が圧倒的に多いため、ニッチなニーズであっても、それを満たす商品やサービスが存在します。つまり、生活している人にとっては、お金をつかう誘惑が常にある状態で、資産形成をする必要があるのです。

大都会にはお金持ちがたくさんいる

大都会には、事業に成功した自営業者や、医師を始めとする高額所得者がたくさん住んでいます。そういった人達は、一般的には高級住宅地に集まって生活することが多く、お隣さんもお金持ちというシチュエーションが多いと思います。そうすると、いわゆる地位財を購入する誘惑が大きくなりやすいです。地位財とは、周囲と比較することで満足を得られる財。具体的には、所得、財産、社会的地位、物的財(車、家)などが含まれます。

他人との比較で満足する地位財を購入してしまう医師への処方箋

大都会には、地方都市では得られない無数のメリットが存在する

そうであっても、大都会に住む人が、地方都市に住みたいか?と言われると、「それは絶対に嫌だ!」という意見が大多数でしょう。人は、お金を貯めるためだけに生きているわけではなく、大都会には素晴らしい人材や新しいビジネスが日々集まってくる環境があります。大都会と地方都市にはそれぞれ、メリット、デメリットがありますから、自分のライフスタイルにあった働き方をするのが良いでしょう。