勤務医はいつも忙しく、時間が慢性的に不足しがちです。本日はその原因と対策について考えてみましょう。
Contents
勤務医は、自分の労働力を提供することで給料を得ている。
何を当たり前のことを言うのだと、つっこまれそうですね。医師は高額所得者でありますが、労働力(自分の時間)を提供することで給料(お金)を得ています。つまり、自分の時間とお金を交換しています。もちろん、これは、勤務医に限らず、一般のサラリーマンも同じです。このモデルの問題点が、何歳になっても、お金を得るためには、働きづつけるという選択肢以外に方法がないことです。
勤務医が資本家になることができれば、違った光景が見えてくる
例えば、収益不動産から毎月収入をえるという方法を考えてみましょう。もちろん、収益不動産を購入したり、リフォームする際には、種銭であったり、自分の時間を必要とします。しかし、いったん不動産を人に貸すことができれば、そこから数年間毎月安定した収入をえることが可能になります。ATMを一つ手に入れたような感覚ですね。そのようなスモールビジネスを複数手に入れることができれば、自分の労働力(時間)を提供することなく、収入を得ることが可能になります。
すると、ある程度の年齢になったら、医師の仕事の割合を減らす(例えば、1週間に5日働いていた医師が、週3勤務の働き方にかえる)といったことが可能になります。つまり、給料をえるために、自分の時間を人に奪われることが少なくなり、自分の時間に余裕が生まれるサイクルに入ります。
もしくは、スモールビジネスから安定的な収入が入ることで、自分で使えるお金に余裕が生まれ、人の時間を購入することが可能になります。具体的には、ハウスクリーニングを外注する、移動にバスではなくタクシーを使うといったこと。そうすると、やはり、自分の自由な時間は増えることになります。
資本家になるためには、複数の途絶えることのない安定した収入の流れをつくる
そうはいっても、労働以外にお金を安定的に手に入れる方法を見つけるというのは簡単なことではありません。収益不動産を例にすれば、1つめの不動産を取得して貸付するまでは大変ですが、2つめ、3つめとなると、作業の流れがつかめるため、より効率よく、短時間で作業が完了します。仕事を依頼する業者も、気心がしれた人達になるでしょうから、仕事はスピードアップします。そのようにして、収入の流れを増やしていくことで、自分の時間にも余裕が生まれてくると思います。
まとめ
今回は、不動産運用を例に説明しましたが、他にも金融資産運用やブログを書いてアフィリエイト報酬を受け取る、セミナーなどのイベントを定期開催して収益を得るなど、アイディアと自分の胆力があれば、複数の収入減を確保することは可能です。最初は大変ですが、まずは1つ、勤務先からの収入以外の収入を確保する手段を考えてみてはいかがでしょうか?
資本家は時間もお金も手に入れる。労働者はお金を手に入れるために時間を失う。