若さを保つ

歯のメンテナンスしてますか?

若いうちにもう少し歯のメンテナンスに時間をかけておけばよかったと、ご高齢の方に聞くと口を揃えておっしゃられます。本日の話題は歯のメンテナンスについて。

歯のメンテナンスしてますか?

歯を失う理由

20代の人が歯科医にいく理由として、一番多いのは、う歯(いわゆる虫歯)の治療だと思います。そのため、自分はう歯がないから、大丈夫と考えている人が多いのではないでしょうか?しかし、歯槽膿漏を始めとする歯周病が原因で歯を失う人の方が圧倒的に多いという事実を知らない人が多いと思います。しかも、10年に1本失うのではなく、60歳で歯周病でほぼ全ての歯を失うというように、ある年齢になって一気に歯が抜けてしまうのが特徴です。

歯みがきだけで歯周病は予防できない

う歯を予防するために、毎食後歯ブラシで歯をみがきましょう。子供の頃には、だれもがそのフレーズを聞いたことがあると思います。しかし、結論から言えば、歯磨きだけで歯周病を予防することはできません。

デンタルフロスを使おう

海外では、Floss or Dieという言葉が使われているそうです。歯ブラシでは、歯間に挟まった食べかすを除去することができません。ですから、歯磨きは、歯ブラシ&フロスというのが、今後の常識になるでしょう。実際歯ブラシで歯を磨いたあとに、デンタルフロスを使ってみると、まだこんなに食べかすが付着していたのか?と驚かされます。デンタルフロスは、ドラッグストアに50mほどのものがたくさん販売されていますから、ぜひ利用してみてください。

3ヶ月に1回は、歯科医でプラーク(歯石)を取り除く習慣を

歯ブラシ、デンタルフロスで入念に歯を磨いたとしても、日々プラークは蓄積していきます。歯に付着したプラークが歯周病の原因とされています。プラークや歯石は、歯磨きで完全に除去することができないため、歯科医で取り除いてもらう必要があります。

欧米の人は、日本人以上に、歯のメンテナンスに気を配っています。歯周病の症状がでる前から歯科医に定期的に通院して、プラークを取り除いてもらいます。欧米の人は、自費負担であっても、その習慣を続けています。日本は、歯科医でプラークを取り除いてもらう行為に保険が使えます。その恩恵を利用しない手はありませんね。

歯周病で歯を失う前に。歯磨きにデンタルフロスを使うことと、3ヶ月に1回歯科医でプラークを除去してもらうことのオススメでした。
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