合同会社

医師にとって合同会社は節税の宝石箱

博士
博士
資産形成を考える上で、節税の知識は最重要
あざらし君
あざらし君
え、節税なんて考えたこともなかったよ

節税の知識は資産形成に必須

節税の知識というのは、バケツに空いた穴を塞ぐ知識と言えます。節税に関心を持たずに生活するのは、大きな穴の空いたバケツで水をすくっているのと同じで非常に効率の悪い(燃費の悪い)生き方になります。

勤務医の税率50%、金融資産の運用益3%の時代

医師の税負担は40〜50%と言われています。金融資産の運用益3%前後と言われている中、税率40〜50%というのは衝撃的な数字ですね。金融資産運用の勉強も大切ですが、節税の勉強はもっともっと重要で、資産形成に与えるインパクトも大きいのです。

儲け話を探すよりもまずは節税の勉強を金融資産投資で毎年4%の運用益を出し続けるのは至難の業 金融資産投資で、個人投資家が毎年コンスタントに4%の運用益を出し続けることは至...

節税はロジックが正しければ、確実な利益が得られる

金融資産運用でどれくらいの利益がでるかは、やってみなければわかりません。どれだけ、勉強して実践したとしても、予想される利益が確保できないばかりか、赤字になる可能性もあります。ですが、節税というのは、ロジックさえ正しければ、節税した分は、確実に自分の利益になります。株価は自分の知識でコントロールできませんが、節税は自分の知識でコントロールできるのです。
金融資産で、毎年コンスタントに5%の運用益を得るのは至難の技ですが、毎年5%の節税をすることはそれほど難しくありません。ただし、サラリーマンの収入以外の収入をえる必要があるのです(後述)

勤務医(サラリーマン)は税金から逃れられない

大前提として、勤務医(サラリーマン)が利用できる節税の種類は非常に少ないです。節税を広い意味でとらえたとしても、確定拠出年金(DC)、ふるさと納税くらいしか方法がありません。このように、サラリーマンは税金から逃れることのできない存在なので、節税の勉強を放棄している人が非常に多いと思います。

合同会社は節税の宝石箱

このサイトでは、医師の新しい働き方として、スモールビジネスを所有しようと提案しています。その一つの大きな理由が、スモールビジネスを行うために合同会社を設立することで、節税を上手に利用できるからです。勤務医(サラリーマン)として働いて収入を得る一方で、スモールビジネスの収入は、法人で稼ぎ、節税を利用する。法人で利用できる節税の種類は、サラリーマンとは比べ物になりません。そもそも、サラリーマンは給料に対して、最初に税金を徴収され、残ったお金を支給されますが、法人の場合、必要経費を差し引いて残ったお金に対して税金を徴収されます。節税に関しては、合同会社がサラリーマンに対して、圧倒的に有利に働きます。

勤務医と合同会社の相性は最高

節税がほとんどできないサラリーマンに対して、節税の宝石箱である合同会社。最強なのは、サラリーマンとしてめいいっぱい働き、副業としてスモールビジネスを行う方法です。スモールビジネスの収入は合同会社に入れて、節税をめいいっぱい活用します。スモールビジネスの収益が最初は思ったほど上がらなかったとしても、勤務医の安定収入があれば生活に困ることもありませんから、鬼に金棒ですね。

収益の上がるスモールビジネスを合同会社でまわす

医師がアルバイトを頑張ったとしても、最終的に年収が増えると、所得税の最高税率が課せられるため、効率が非常に悪い働き方になります。そうであれば、自分のリソースの一部をスモールビジネスにまわし、合同会社でその収入、節税をコントロールします。そうすれば、不必要に高額の税金を支払う必要がなくなり、効率のよい働き方が手に入ると思います。安定した収入は勤務医として稼ぎ、節税は合同会社をめいいっぱい利用する。このようなハイブリッドサラリーマン(勤務医と合同会社の組み合わせ)は、今後の新しい医師の働き方になると思います。

スモールビジネスの極意はATMを作ること 働いて稼ぐ5万円 まず最初に、働いて5万円稼ぐことを考えてみましょう。医師の場合だと、アルバイトで当直をして5万円稼ぐというの...