俺の屍を越えてゆけ(日記)

スモールビジネスの発想

コンビニビニール傘の原価

みなさんも、突然の大雨にあい、コンビニで傘を購入した経験があると思います。だいたい、400〜700円程度で販売されていますね。ところで、コンビニのビニール傘の原価っていくらかご存知でしょうか?だいたい10円前後と言われています。雨が降ると、この傘が飛ぶように売れるのですから、非常においしいビジネスといえます。

緊急性というのは、ビジネスで非常に大きな価値を持つ

コンビニのビニール傘を、スーパーに並べておいても、1本も売れないでしょう。コンビニで飛ぶように売れるのは、大雨という緊急性がポイントとなります。
緊急性を商売に上手に用いると、高価格で商品が売れます。例えば、マンションのトイレが詰まった場合の対応です。トイレが詰まった場合、業者を呼ぶと、だいたい1万円くらいとられます。背に腹は代えられないということで、しぶしぶ代金を払いますね。でも、ホームセンターで700円ほどで販売しているラバーカップがあれば、1分かからず水が流れるようになります。これも、緊急性を利用した商売なのです。

自分がスモールビジネスをするなら緊急性という価値を利用する

自分が普段、何らかの商売をしているのであれば、納期までを急ぐ、緊急対応に関しては、追加料金を請求しても良いと思います。コンビニのビニール傘のように、普段からレジ横においておくだけで、緊急時に勝手に売れていく商品のようなビジネスモデルを作ることができたら、かなり商売センスがあると思います。日々の生活の中で、似たようなビジネスモデルがないか?観察してみても面白そうですね。