新車を買わない
都会であれば、車を持たないというのが一番です。ただ、地方都市だと、一家に1台は車が必要だと思います。最初に検討すべきは、新車を買わないという選択です。車は新車で買うものという価値感はすでに時代遅れだと思います。新車のコストには、TVCMなどの広告費やセールスマンの人件費が含まれています。そして、1日乗ったら、市場価値は中古車価格になります。新築マンション、新車は、非常に割高で、コスパの悪い買い物になることは理解しておきましょう。新車にのって嬉しいのは、せいぜい半年くらいでしょう。半年経てば、新車も、中古車もほとんど価値は同じです。値段はだいぶ違うはずですが。
車はローンで買わない
新車をローンで買うという習慣は見直しましょう。これを続けている限り、お金は絶対にたまりません。ローンというのは非常に良く出来た仕組みで、「必要なものではなく、欲しいものを買うのに最適化」しています。欲しいものには、上限がなく、きりがありません。普通は現金がないと買うのを諦めますが、ローンを組めば、欲しいものが上限を気にせず購入できてしまいます。ローンには、自分の身の丈からはずれた、高額な買い物をしてしまうことに加えて、金利を上乗せして支払うことになります。これを親が資産家でもない、共働きでもない勤務医が続けていると、経済的な自由からどんどん遠ざかってしまいます。中古車を現金で一括購入するというのが最適解だと思います。もちろん、手元に数千万円のキャッシュがあるなら、外車の新車を買うのは個人の自由だと思います。
国産の中古車を買う、人に車を貰うという選択肢
日本車は、燃費が良く、故障しにくいので中古車として購入して、10年以上乗り続けるというのがコスパの良い買い方です。今や、中古車もインターネットで買える時代です。新車を買いたい気持ちは非常によく理解できますが、自分の労働力(時間)を投入して得たお金で、非常に割高な新車を買うのは、自分の命を切り売りしている行為ともいえます。よほどの資産家でなければ、医師であっても中古車を買うという選択肢も持ちましょう。
そして、さらにコスパが良いのが、知人から車を譲ってもらう方法です。たとえば、知人が、海外に2年間留学するために、車を手放すという情報を聞いたとします。そうしたら、その知人から車を譲ってもらう方法を考えましょう。仲介業者をはさまないので、利益の中抜きをされないことが最大のメリットです。しかも、留学に行く先生は、車をすぐに手放さなければならず、少しでも現金がほしいタイミングですから、こちらの言い値で売ってくれる可能性が高いです。その車の下取り価格は、ネットで簡単に調べられます。下取り価格より、少しだけ低めの金額を提示してみたら良いと思います。売ってくれなかったら、別の中古車を探すだけですから、自分に損は発生しません。
もしくは、留学中に、その車を自分がタダで使わせてもらうという提案も面白いかもしれません。車のオーナーさんにしてみたら、自分の留学中、車のエンジンを一度もかけないのは不安でしょうし、自分の知り合いが大切に車を使ってくれるのであれば、むしろ感謝される可能性もあります。オーナーは帰国したら、また同じ車に乗れるので、非常にありがたい提案です。クルマを返却する前には、ガソリンスタンドで洗車して返してあげれば十分でしょう。
車の保険選びはネット保険が正解
車の保険は、いまやネット保険以外ありえません。保険代理店で販売されている保険には、TVCMの費用や、代理店で働く人達の人件費が含まれるため、割高です。ネット保険には、そのようなコストがかからないため、一般的にはかなり安く契約することが可能です。
今加入している保険も、実は、かなり割高な保険に加入している可能性があります。ネット保険でない保険に加入されている人は、自分の加入している保険とネット保険で価格を比較してみても良いと思います。ネット保険に切り替えると、かなり固定費を下げられると思います。