自分が休んでいる間もビジネスモデルは勝手に回り続ける
「自分が寝ている間にも勝手にお金を稼いでくれる」というのが、スモールビジネスの大きなメリットです。ここは、誤解しないでいただきたい点ですが、スモールビジネスを立ち上げる際は、最初の段階で、自分のお金(種銭)、時間を投入して赤字を掘るステージが必ず存在します。つまり、最初が大変で、後から少しずつ楽になるイメージです。いきなり、何の苦労もなく、不労所得が得られるわけでは決してありません。
しかし、築古戸建て不動産をリフォームして、貸付に成功すれば、後はそれほど手間をかけることなく、家賃収入が振り込まれてきます。これは、自分が寝ている間に、自分のビジネスモデルがお金を稼いでくれるわかりやすい例だと思います。その他の例でいえば、ブログのアフィリエイト収入も同様です。ブログを作成して、アクセスを集めるまでは、ひたすら無報酬で記事を量産するステージが必要になりますが、ある程度のアクセスが集まるようになれば、自分が寝ている間に訪問してくださった読者から、アフィリエイト収入を得ることが可能になります。有料記事や音声教材をnote.muなどのサイトで販売するのも同様の効果が得られますね。自分が土日に休んでいる間にも、コンテンツは売れます。これこそが、スモールビジネスの大きなメリットだと思います。
自分の労働力を温存した状態でお金を稼ぐ
自分の労働力(時間)を資本家に渡すことなく、自分の所有するビジネスモデルが勝手にお金を稼いでくれる。このようなビジネスモデルを複数所有していると、自分が働くことなく、一定の収入が入るようになり、生活が非常に楽になります。勤め人を続けながらスモールビジネスからも収入を得られるようになれば、自分の時間を切り売りするような当直アルバイトの回数を減らすことができ、自分の時間が確保しやすくなります。そうして、自分の時間が増えたら、その時間を使って、さらにスモールビジネスを回し始めるようにすれば、勤め人の生活が少しずつ楽になります。
当面の目標は、勤め人の状態で、少額でも良いので、お金を稼ぐことのできるスモールビジネスを所有することだと思います。もちろん、お金を稼ぐだけなら、アルバイトをしたら良いのですが、それでは、いつまでたっても、働いてお金を稼ぐという仕組みから抜け出すことができません。最初こそ大変ですが、いったんコツを掴めば、自分が働かなくてもお金を稼ぐ方法は世の中にたくさんあることに気づき始めます。そして、いったん軌道にのったビジネスモデルは、少しだけメンテナスすれば、安定したお金を稼いでくれるようになるのです。