マネーリテラシー

医師なのにお金が貯まらない理由を考えてみよう

博士
博士
医師なのにお金が貯まらない理由を考えてみましょう

結論)kyashを使わない選択肢はなし。
楽天カードの毎月の支払いが30万だとして、kyashを使えるのが15万円としても2%バックで3000円。年間では3万6000円。
このように道に落ちている現金を拾わない選択肢は俺には絶対にない。
せこいと言えばせこいけど、塵も積もれば山となる。
小さいことからコツコツと。
貧乏人は金持ちになれないように精密に社会のルールが形成されている。
(少なくとも資産家層になることは難しい)
だからこそ貧乏人が金持ちになる蜘蛛の糸をつかめるかの分岐点は、kyashを使うメンタルにあると思います。
整形外科のゆる医ブログより引用

最近の自分は、資産形成がだいぶ生活に染み込んできたこともあり、このような情報を目にすると
1)まずは情報発信者の記事を熟読する(今回の場合は、ゆるい先生のブログと神経内科医ちゅり男のブログ)
2)kyashとは何かをグーグルで調べる
3)即座に行動(kyash申請手続き)

10年ほど前は、財務劣等生(金融リテラシー偏差値40)だった自分の過去を振り返ってみました。
当時はアカデミアのど真ん中で活動していましたが、もしこのような記事を読んだとしたら。
2%キャッシュバック?だから何なの?
程度の反応で完全に無関心、無反応だったと思います。

忙しいとは心を亡くすこと

当時を振り返ってみると、実は年収ベースでいうと、過去最高額をもらっていました。
ですが、貯金は毎年全く増えていない状態。もらったお金を全て使い果たす状態です。
アカデミアのど真ん中にいたときは、とにかく忙しい&心身が疲れ切っている状態でした。
体を休めたい。心身にこれ以上少しの負荷もかけたくない。といつも考えていました。
ですから、移動は当然タクシー。
疲労がピークになると、ラブホに入って、数時間爆睡してからまた仕事に戻る。
自分の疲労を回復できること(ストレス解消の飲み会含む)には、お金を惜しまず使っていました。
当時は、飲み会に行くと、出費の最小単位が1万円でした。基本看護師さん、若手医師にお金をださせるのはタブーとされており、1人1万円出して、足りなかったらもう1万円出すという生活。
それに対して抗うよりも、いろいろ考えるのが面倒だから、払っておこうと考えていました。
逆に、出費を減らそうというマインドはゼロ。だから、kyashの例のように道に落ちている現金があったとしても、
「拾うのがしんどいから拾わない」という発想でした。
ゆるい先生の思考と真逆でした。だから当然お金をは全くたまりません。貯まるわけがないのです。

給料は労働力の再生産にかかる必要経費

マルクス経済学によると、給料の定義は労働力の再生産にかかる必要経費とされています。

働き方の損益分岐点 今日ご紹介する本は「人生格差はこれで決まる。働き方の損益分岐点」という本です。 Twitterで話題になっていたので購入してみ...

ストレスの大きな職場にいると、もらった給料は、労働力再生産のコストとして消えてしまう宿命にあります。

最近は、仕事の量を自分で適正量に調整するようになりました。
30代は仕事にフルコミット。今は、適正な量にコントロールするようになりました。
そうすると、仕事のストレスが、格段に少なくなりました。
移動についても、タクシーを使うのは飲み会から帰宅するときだけになりました。
(飲み会のあと、歩いて帰るのは危ないのでやめましょう)
飲み会に参加するときも、時間と心に余裕があるので、
Voicyでも聴きながら、歩いていこう。となります。30分くらいなら余裕で徒歩です笑
雨が降っていたらバスを使います。
自分を追い込んで土日も働くことよりは、スモールビジネスで、お金を稼ぐ仕組み作りに興味を持っています。
お金を稼ぐこと以上に、お金を失わない仕組みに関心をもつようになりました。
使える節税(iDeCo、ふるさと納税など)は全て使います。
今回のkyashや、LINEpay、PayPayのように道に落ちているお金はありがたく拾わせていただきます。
アカデミアにいたときは、飲み会で1万円札をどんどん使っていまいしたが、最近は意味のないおごりは極力さけるようになりました。

でも逆に、自分がどうしても会いたい人、遠方から自分に会うためにわざわざ来てくれた人のためには、お金を惜しまず使います。

仕事の量を適正量に制限するようになって、年収は少し下がりましたが、いろいろな余裕が生まれ、貯蓄のペースはアカデミアにいたときよりも増えています。