俺の屍を越えてゆけ(日記)

新コロ雑感

2020年は新型コロナに振り回された1年でした。
2021年は、どのような1年になるのでしょうか。

2021年前半については、
人類と新型コロナ戦争の最大の山場となりそうです

好材料は、もちろん新型コロナに対して非常に有効性の高いワクチンの接種が世界中で始まったこと

悪い材料は、新型コロナの変異株が相当たちの悪い性質を持っていること

重症化率が50%増えるよりも、伝染率が50%増えるほうが問題になる
というのは、今回の新型コロナウイルス感染の本質に近い気がします。

まさに、最強の矛(新型コロナウイルス変異株)と最強の盾(ワクチン)の対決になりそうですね。
ワクチンについては、新型コロナウイルスを抑え込める人数まで、どれくらいのスピード感をもって接種がすすむのか?
がポイントだと思います。
医療従事者、高齢者、持病持ちの方から開始されると思うのですが、実際に新型コロナウイルスを抑え込むためには、相当な人数に予防接種がなされないといけないのでしょう。
これが、半年先なのか、1年以上先なのか?

あと、今年は、オリンピック開催というイベントが控えています

医療の現場に身をおいていると、控えめに言っても
現状で今年の夏のオリンピック開催は、難しいのでは?
と感じます。

ただ、Go Toキャンペーンの顛末を眺めていて感じたことは、
政治的な決定というのは、いろいろな力学の総和として決まる。
もちろん、科学(サイエンス)に耳を全く傾けないわけではないけれども、
その声は意外と小さい。

医療の現場というのは、「科学(サイエンス)至上主義」なんですよね。
そして、実際にそうあるべきだとも思います。
でも、少なくとも日本の進む方向というのは、それだけで決まるわけではないのであります。

最後に、集合知という考え方についても。
整形外科医のブログ主(自由気ままな整形外科医)とはリアルなお友達なのですが、
・株式指標を、集合知として利用する方法
について、教えてもらったことがあります。
もちろん、世界的な大規模金融緩和を盛り込んではいますが、アメリカ経済、日本経済ともに株式指標は好調を維持しているようです。

これは、
・人類の集合知としては、新型コロナウイルスの脅威を乗り越えられる
という方向に向かっているようですね。
少し明るい話題を提供してみました笑

新型コロナについては、TVのワイドショー(笑)を見るよりも、以下のお二人のTwitterを追いかける(定期的に非常に質の高いweb記事を投稿されています)のが一番です。
マスコミの果たす役割がだんだん少なくなり、
有用な情報を発信しつづける個人の時代になるのでしょう。

新型コロナ感染症対策分科会の尾身茂会長は、私の中では完全に炎柱の煉獄杏寿郎さんですね。
日本のために命を燃やしている。使命感あふれる姿は、心の底から尊敬しています。