俺がいなくなったら、こんな難易度の高い手術はだれもできない
この病院の教育システムを維持しているのは、俺がいるから。いなくなったら教育する人がいなくなって崩壊するよ
自分も過去そうでしたが、組織の中で働いていると、
この組織にとって、自分は必要不可欠なパーツである
という信念を、踏みかため。日々強固なものにしていきます。
それは、誰しも同じこと。
そもそも、
まあ、医者なんて、ソケットに収まって放電する規格化された乾電池と同じだから、
自分がいなくなっても、すぐに別の人がそのソケットに収まって放電し始めるだけだよ
という医師はあまり見かけたことがありませんね。
組織の中にいると、自分の上部構造に対して、自分がはじき出されたくない。
という強い強い、潜在的な願望が生まれます。
その自分の願望を、組織に投影した姿が、
自分の換えはこの世にいない
というものなのでしょう。
でも、
俺がいなくなったら、こんな難易度の高い手術はだれもできない
そもそも、手術というのは、保険点数がついていることからもわかるとおり、ある程度規格化されています
もしかしたら、その人の手術が100点として、後任が80点だったとしても。
その20点の違いが、第三者に伝わる可能性は極めて低そう。
俺は、この手術を60分でできる。普通にやったら、2時間かかる。
といっても、1日に8時間で、手術をそれぞれ8件と4件やるなら、倍の生産性の差ができますが、
それぞれが、1日に2件手術するなら、生産性の差はほとんどでませんね。
この病院の教育システムを維持しているのは、俺がいるから。いなくなったら教育する人がいなくなって崩壊するよ
これも、よく耳にしますが、このとおり、崩壊した組織を見たことがありません
基本的には、勤め人に求められることは
365日決められた時間に出社して、勤務時間内はしっかり働いて。
できれば、仲間と協調性をもって働いて。
ある程度期待された量の仕事をこなす。
それくらいではないでしょうか。
少なくとも、経営者は、労働者のことをそのようにみているのだと思います。
でも、難しいのが
よしわかった。
それなら、
労働者として、必要最小限のことだけをやろう
独創性を発揮して、目立っても意味ないから、できるだけ目立たないようにやろう
人より一生懸命働いても給料同じだから意味ない
そのようになっていくと、自分のスキル、可能性がどんどん組織人に最適化されて、小さな小さな世界に閉じこもるようになってしまう。
これを続けていると、組織の外で活躍することが全くできなくなってしまうのです。
組織に最適化することと、自分でビジネスを立ち上げる(資本主義ゲームで勝つ)ことは、真逆のベクトルを持っているのです。
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