副業(スモールビジネス)の作り方

スモールビジネスは簡単を証明しよう

ビジネスとカレーの作り方

サウザーラジオ(Voicy)の中で、ビジネスとカレーの作り方についての解説が秀逸だったので紹介します。

ビジネスをカレーの作り方に例えてみると
カレーを作って販売する工程を考えてみると、食材を購入し、調理して、販売するといったステップがあります。勤め人(サラリーマン)は、この工程の中の、じゃがいもの皮むきだけ、10年しつづけている人が多い。部署の配置換えがあると、今度は野菜を炒める担当になり、それだけ10年続ける。
カレー作りの中の一つの工程は習熟して、プロレベルになるけれども、カレー作り全体を通して経験する機会がゼロになってしまう。勤め人は、カレーを作ってみてよと言われても、じゃがいもの皮はむけるけど、カレーは作れませんし、売ることなんて想像もつきませんというふうに感じてしまうのです。

みんなスモールビジネスを難しく考えすぎ

医師の方たちと、スモールビジネスの話をすると、必ず、ビジネスはそんなに簡単なものではないという話になります。私は、スモールビジネスって、全く難しいものではないと感じており、話がいつも噛み合いません。この話のくいちがいはどこからくるのでしょうか?スモールビジネスで、最初から年間100万、200万の売上を出すことを目標にすると、それは確かに難しいと思います。この、最初の目標が高すぎると、足がすくんでしまいます。理論武装しようと、何年も本を読んだとしても、なかなか第一歩が踏み出せません。これは、さきほどの例でいえば、「初年度からいきなり出店して、カレーを人に販売して利益を上げる」という目標をたてることと同じです。それは、最初の目標が高すぎるのです。

ビジネスモデルを1回転させてみよう

カレーのお店を開業して、人に売って生活するというのはハードルが高いですが、「自分が食材をスーパーで買ってきて、自宅で調理して、彼女に食べてもらう」なら、どうでしょうか?私がスモールビジネスが簡単だというのは、このレベルの目標です。もちろん、カレーを作るための食材を買うお金、調理器具は自分で買うから赤字です。でも、スーパーで野菜を買ってきて、クックパッドで調べながら、カレーを作ってみる。それを彼女に、もちろんタダで提供する。「じゃがいもが大きすぎない?笑」と笑われながら、よし、次はもうちょっと、ここをこだわってみようと考えてみる。

次は、自宅で、試行錯誤しながら、何回かカレーを作ってみます。1ヶ月後に、彼女にカレーを食べてもらうと、「前回より全然美味しいよ」と褒めてもらう。そうすると、どんどん調子にのってきます。ひとりでランチを食べにいった時に、キッチンでカレーを作っているオーナーさんに、「カレーを美味しくするコツをひとつだけ教えてもらえませんか?」と聞いてみます。そうすると、「カレーに入れる肉にココアをまぶして、冷蔵庫で一晩寝かせておくと美味しくできますよ」とプロから、コツを1つだけ教わります。それを自宅でやってみたら、「おっ!なんかプロの味みたい!」と味が一段階アップします。

そして、1ヶ月後に彼女に食べてもらったら、「これ、マジ美味しい!」と感動してもらえます。さらに調子にのって、味を追求して、今後は、カレーパーティーを自宅で開催してみました。友達8人に前日から仕込んでおいたカレーを食べてもらいます。「これ、超美味いじゃん」と友達からも絶賛されるようになります。そこに来ていた友達が、レンタルスペースを持て余していたため、「土曜日に、レンタルスペース、1日1万円で貸してあげるから、そこでカレー教室してみたら?」と提案されました。カレー教室するなら、もっとこだわって作って見ようと1ヵ月工夫に工夫を重ねます。

最初のカレー教室は、自信がなかったこともあり、無料で開催してみました。Twitterを使って、カレー教室の案内をしてみたところ、5人の参加者があり、カレー作りのコツを教えてあげました。そこから、口コミでカレーづくり教室の噂がひろがり、参加費を5000円もらうことにしました。参加者の方から、「カレー作りの方法をあとから復習したい」というニーズがあったので、自分のスマホを使って、自宅でカレー作りの動画を作成して、パソコンで編集して、YouTubeにアップロード。参加者の人に、その動画をみて復習してもらえるように環境を整えました。そうすると、カレー教室の評判がさらに向上して、参加者が増えて予約待ちの状態になりました。YouTubeの再生回数も次第に伸びてきたので、せっかくならと、カレー作りコンテンツをどんどん充実させていきます。

どうでしょうか?これが、スモールビジネスを立ち上げるのが簡単だよ。という私の持つイメージです。ここでポイントをまとめてみましょう。

最初はタダで提供して人に喜んでもらう
カレーの食材を買う、レンタルスペースを借りるという費用は最初は赤字
カレーを作る研究をしている時間が必要
途中から、感謝が増えはじめ、お金がまわりはじめる

この話の一番最初は、なんだったでしょうか?そうです、カレーの食材を買ってきて、彼女に作ってあげたお話でしたね。これこそが、ビジネスモデルを1回転させてみるということです。今回のストーリーは、私自身がもつスモールビジネスのイメージを元に作ってみました。ところが、スモールビジネスが難しいという人は、スーパーに食材を買いに行く前に、「カレー屋の開店資金はどれくらいかかるのだろうか?」「競合に勝つためには、どれくらいの価格で提供すべきだろうか?」「カレー屋として生活するためには、毎日何食販売しないといけないのだろうか?」と考えてしまうのです。でも、正直、そんなことビジネスの素人が頭を悩ませても、答えが見つかるはずがありません。
それよりは、最初は経験をお金で買うくらいの軽い気持ちで、不用品をメルカリで売ってみる、土日を使って、ブログを書いてみるといったところから初めてみてはどうでしょうか?先程のカレーのお話から学ぶべきところは、最初は気軽に、赤字を気にせず、小さな規模でやってみることです。そして、好きなことを続けていくうちに、顧客のニーズを理解して、そのニーズを満たしてあげる。そうすると感謝が集まり、お金が回転するようになるのです。お金が先ではなく、感謝が集まり、途中からお金が回り始めるのがコツです。
そして、この彼は、実はカレー作りのノウハウだけでなく、Twitterでセミナーを告知するという商品の宣伝、YouTubeを使った動画コンテンツ作りといった技術を途中で習得していきます。これらの技術は、人の感謝を集めるために必要になった技術です。そして、人の感謝を集め、困っていることを解決してあげる手段が、自分の技術として蓄積していきます。この人が、今回得た技術を横展開すれば、「カレーのコツを教えてもらったお店のプロモーションムービーを作ってあげる」とか「レンタルスペースを貸してくれた友人が、Twitterでレンタルスペースのイベントを拡散する方法を教えげ上げる」というふうにビジネスがどんどん広がっていくのです。