医師の資産形成

医師がお金を増やすために必要な超簡単家計簿の作り方

医師の資産形成において、特に重要になるのが出費(特に固定費)を管理することです。そのためには、家計簿をつけることが非常に重要になります。といっても、一般に想像すれるような、レシートを集めたり、毎日記録をつけたりする必要は一切ありません。毎月1回、30分程度でかまいませんから、簡単家計簿をつけてみましょう。

記事の最後には、ナレーション付き動画を紹介していますので、実際に入力する際の参考にしてみてください。

医師のための簡単家計簿で節約と資産形成をきわめる

記録すべきは3つだけです。毎月の収入、固定費(支出)、総資産だけで十分です。

毎月の収入

家計簿を給料日につけるというのが継続のコツです。給料が支給されたら、とりあえずExcelに給料の金額を記載しましょう。給料以外に、定期的に行っているアルバイトの収入なども同時に記録します。通帳記帳しても良いですが、最近ではほとんどの銀行で、インターネットバンキングのサービスがあり、インターネット経由で確認することができます。

固定費(支出)

毎月口座から引き落とされるものは、すべて記載します。ここだけは、100円単位のものまで記載します。なぜかというと、不要な固定費を削ることこそ、資産形成において、最も重要なことだからです。

毎月引き落とされる、家賃、ローン、生命保険、ガス・水道代、携帯電話の通信費、ジムや習い事の月謝、子供の塾、インターネットサービス(ニコニコ動画etc)などを全て書き出します。この作業を繰り返す内に、「そういえばここ数ヶ月ジムに通っていないな。この際解約するか?」とか「生命保険を掛け捨ての安いプランにかえてみるか?」といったアイディアが生まれます。

固定費の支出というのは、バケツに空いた穴を塞ぐ作業とも言えます。ポジティブに考えてみれば、通っていないジムの契約を解除するしたとしても、体力を消耗することもありませんし、時間を消耗することもありません。ほとんどデメリットがないのです。

税金の高い医師にとって、収入を増やす以上に支出を削ることは資産形成において効果的です。下記のリンクもご参照ください。

医師が1万円の物を買うために必要な収入は2万円?

総資産

自分が現在所有する全ての口座にある資産を記録し、足し算をすることで総資産を把握することが可能になります。これは、ダイエットをする際に体重を管理することと同じです。総資産が、半年前と比べて、どれくらい増えているのか、全く増えていないのか。増えていないとすれば、固定費を見直す良いきっかけです。資産が増えない時に、いきなりアルバイトを増やすのは得策ではありません。それよりむしろ、固定費のというバケツの裏に空いた穴を、すこしずつ塞いでいく作業こそ重要になります。総資産が、半年、1年経つ内に順調に増えてくると、資産形成の大きな励みになりますよ。

リンク アルバイト体質は禁忌

まとめ

計測しなければ改善はない。体重計に乗らないダイエットが成功しないのと同じで、資産形成を行う際に、家計簿をつけることは非常に重要です。といっても、今回紹介した超簡単家計簿であれば、毎月30分で資産の管理が可能です。実際の家計簿の付け方は、ナレーション付き動画が参考になると思いますので、ぜひチェックしてみてください。