SNSとブログ

SNSとブログを用いた医師のセルフブランディング

本日は、SNSとブログを用いた医師のセルフブランディングについて記事を書いてみました。

日々仕事を頑張っているだけでは、知り合いが病院の外に広がらない

若いうちに日々の仕事を頑張ることは、とても大切なことです。SNSやブログが無かった頃は、それで全く問題がありませんでした。しかし、今後医師の仕事だけで、人生100年時代を乗り切れるかどうか?と言われると疑問が残ります。

資本主義の本質とは、人のために役立つサービスや商品を作り、それを必要とする人も元に届けること。そして、その対価としてお金をいただくことです。自分がやりたい事や、自分が作ったサービスや商品を多くの人に知ってもらい、それを必要とする人の元に届けるためにはどうしたら良いでしょうか?知り合いに会って説明するといっても、数十人が関の山でしょう。そこで、インターネットの出番です。インターネット上に、自分のこと、サービスや商品を広告するための場所を確保できれば、そこを起点にして色々な企画を行うことが可能になります。

SNSとブログを用いた医師のセルフブランディング

SNSについて

色々なSNSがありますが、医師の活動と相性が良いのは、TwitterとYouTubeだと思います。Twitterは、文章で自分の普段考えていること、感じたことをつぶやくことができます。YouTubeは、表現の幅がもう少し広がって、動画を配信することが可能です。YouTubeに自分自身を露出させても良いですが、今はアバターを使った投稿も可能です。音声メインのコンテンツであれば、少しハードルは低くできそうですね。

どちらにしても、自分の考えに共感してくれる人が集まる場所をつくることが、SNSの目的です。知り合いが増えたら、時々オフ会をしてみるのも良いでしょう。

ブログについて

流行の順番としては、まずブログが一般的になり、その後SNSが流行しました。SNSが大流行していた当時は、もうブログを書く人はいなくなると言われた時代もありましたが、全然そのようなことはありません。SNSを用いたブランディングとブログを用いたブランディングは、少しベクトルが異なりますし、それぞれ得意とする領域が異なります。

ブログは、情報を蓄積する場所として利用するのが良いと思いますし、SNSは、情報の拡散が強みです。みんなのためになる情報をブログに書いて、Twitterでその情報についてつぶやくと、フォローワーに拡散してもらえることも多いです。逆にSNSの弱点は、googleに検索されにくく、書いた情報が過去のものになって、事実上消えてしまうということです。それに対して、ブログの記事は、アクセスが多くなれば、かなり長い期間人の目に触れることが可能です。ブログと、SNSはセルフブランディングの両輪と考えて更新していくのが面白いと思います。

ブログを書く場合は、今なら間違いなくWordpressを利用することをおすすめします。無料ブログには色々な制限(アメブロの場合はgoogleに検索されにくい等)があるため、長期で書く場合は、あまりおすすめできません。今は、Wordpressには初心者でも簡単に利用できるテンプレートがたくさんありますし、書き方のマニュアルもたくさん公開されています。ちなみに、本ブログは、JIN(ジン)というWordpressの有料テンプレートを利用して、作成しています。

SNSとブログの注意事項

絶対にやっては行けないのが、仕事上で知り得た個人情報をインターネット上に投稿することです。医師には守秘義務がありますから、仕事上で知り得た個人情報の扱いに関しては、最大限の注意をはらいましょう。法律に違反する行為をネット上に投稿するのは、絶対にやめましょう。今は、若気の至りでインターネット上に投稿した情報が、実際の自分と紐付けられてしまい、一生消せない傷(デジタルタトゥー)になる時代です。

そして、SNSやブログを匿名で行う人が多いと思いますが、長い間更新を続けていくと、色々な人に身バレします。そうでなくとも、匿名だから何を書いても良いというのは、大間違いです。今は、匿名アカウントから個人が特定される可能性は非常に高い時代です。ですから、匿名であっても、自分の気持ちとしては、実名で投稿しているつもりで、セルフブランディングに活かしていきましょう。

まとめ

自分が普段考えていること、自分の強み(将来商品になるもの)は、日々インターネット上に記録してみましょう。そうすると、自然と自分のファンが集まる場所を作ることができます。そうすれば、そこで世の中を変える新しいイベントを試してみたり、仲間とビジネスを立ち上げることも可能になりますね。