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医師の未来に危機感をもつ医学生、研修医の中から新しい医師のキャリアが生まれる
高まる危機感
肌感覚では、現在40代の医師達は、逃げ切れない世代だと感じます。おそらく、働き続ける間に、国民皆保険制度の破綻や、日本の社会保障制度を揺るがす、なんらかのブラックスワンを経験する世代。当然その危機感は、30代、20代医師になるにつれ高まっています。
危機感を感じている人の中から、新しい働き方が生まれる
危機感をそれほど感じていない人が、新しい働き方を求めてアクションを起こす可能性は低い(ほぼゼロ)と思います。そうすると、危機感を持つ人の割合が高い世代、つまり今の研修医、医学生達の中から新しい医師のキャリアモデルが生まれてくる可能性を感じます。今の医学生を見ていると、起業サークルを作っていたり、卒業後に医療系の一般企業に就職する人を見かけるようになりました。従来の医師の固定観念からは、考えられないようなキャリアです。もちろんその過程では、成功ばかりでなく、たくさんの失敗も生まれることでしょう。
医師の職業の強みは、高所得と安定感。それが担保されているから、小さな失敗を積み上げれば良い。
医師の強みは、高所得と安定感です。それを担保に、損失がある程度限定されている小さな挑戦(スモールビジネス)を積み上げていく。当然成功よりも失敗が多い。でも、その中から1つ、また1つと自分でも予期しない成功が生まれてくる。安定した医師が、スモールビジネスなどの損失が限定されているリスクをとることは、実は非常に合理的です。そのことを解説した音声付動画を作りました。参考にしてみてください。
Anti-Fragile from sugimovic on Vimeo.
まとめ
医師の未来に危機感をもつ医学生、研修医の中から、今後医師の新しいキャリアが生まれるはずです。従来の、勤務医、開業医という枠にとらわれない、医師の第三のキャリアについて考えるためのオンラインサロンがあります。興味がある人はぜひ訪問してみてください。