医学生のうちに

資産形成について医学生、研修医に伝えたい習慣

医師の資産形成においって大切なこと

医師には2種類のライフスタイルがあります。1つ目は、少しずつでも貯金をして資産が増える人。2つ目は、もらった給料の多寡にかかわらず、毎月の給料を全て使い果たしてしまい、何年たっても資産が増えない人です。

貯金をせず資産が増えない人は、資産形成に無関心あるいは、見て見ぬふり。

数字でいうとゼロの状態。

少しずつでも貯金をして、資産が増える人は、資産形成に少なからず関心を寄せている。

数字でいうと1もしくはそれ以上の状態。

数字のゼロと1は大違いです。少しずつでも資産が増えている人は、そこからやり方を工夫して改善する可能性がありますが、ゼロはいつまでたってもゼロです。それくらい、貯金がゼロの状態が続いているというのは危険なことなのです。ダイエットを考えてみるとわかりますが、自分の好きなものを好きなだけ食べて(浪費)、体重計にも乗らない(資産を管理しない)生活を続けていると、肥満に一直線です。

医学生、研修医の頃から、少しでも良いから貯金の習慣を。

もちろん、医学生、研修医の時代には、お金を貯めることばかりにフォーカスせずに、色々な経験を得るためにお金を使ったり、知識を吸収するために本を買ったりすることはとても大切です。しかし、「もらったお金を全て使い果たすことに何の疑問も持たないライフスタイル」を続けているとどうなるでしょうか。10年経っても20年経っても資産がゼロという医師はたくさんいます。医師の給料で、貯蓄がゼロ?!と驚かれる人もいると思いますが、貯蓄がゼロという医師は別に珍しくもありません。貯蓄ゼロならまだマシで、マイホームやマイカーローン、下手するとリボルビング払いまで使って、事実上の資産がマイナスという人もたくさんいます。

医師になって、10年、20年と浪費を続けて、資産を蓄え・運用する知識(マネーリテラシー)が身についていない人というのは、言い方は悪いですが、暴飲暴食を続けて、体重が150kgくらいになった状態です。もちろん、そこから一念発起して、貯蓄を始めるということも不可能ではありませんが、かなりの無理ゲーです。

医学生のうち、少なくとも研修医のうちから、「もらった生活費、給料の中から、将来のために毎月必ず貯金をする」という生活習慣をつくっておくことはとても大切です。

医師の資産形成に役立つ情報のまとめ※2019年1月3日に公開した記事ですが、一部の記事を削除(取り消し線を表示)して2019年1月07日に再度公開しました。 主な仕事と...