情報収集のツールとして
医師の学会については、所属している学会から送られてくる資料や学会ホームページをみればセミナー情報は全てそろいます。しかし、不動産セミナーや若手医師が集まってスモールビジネスのセミナーを開催するといった情報は、ブログもしくはTwitter経由で手に入れることがほとんどです。
私自身も、昨年頃から医療系以外のセミナー情報は、ほとんどがマイクロインフルエンサーが発信する、Twitterから手に入れるようになりました。
情報の発信ツールとして
私がもし自分のやりたいセミナーを開催するとしたら、その情報の告知にはTwitterとブログを使うと思います。ブログに情報を掲載したとして、定期訪問してくれる人に対して情報を届けることができますが、情報の拡散という意味では、Twitterに軍配が上がります。自分に2000人のTwitterのフォロワーがいるとします。セミナーの情報は、2000人に届けることができますが、それにとどまりません。TwitterにはRT(リツイート)という機能があります。2000人の中には、私の大ファンがいます。私の大ファンの人は、このセミナーの情報を、自分のフォロワーにも拡散して、知らせてあげようという思いから、私のセミナー告知のツイートをRTしてくれるのです。この仕組によって、インパクトのある情報は、軽く、1万〜10万というユーザーに届けることができるようになるのです。この情報拡散性は、SNSの中でもTwitterが一番優れているので、マイクロインフルエンサーと呼ばれる人たちはTwitterを利用しているのだと思います。
情報発信ツールとしてのTwitterは、自分が新しく開設したブログの告知にも有用です。ブログは開設してから半年程は、アクセスが数人という状態が続くことは普通です。しかし、自分のTwitterのフォロワーが1000人以上いたら、ブログの面白い記事を書いたときに、その情報をTwitterに発信すれば、たくさんの人が自分が新しく作ったブログを訪問してくれるようになります。そういった意味では、ブログを書くより前からTwitterのフォロワーを増やしておくのが良いかもしれませんね。逆に、ブログにたくさんのファンがいる場合であれば、ブログに「今月からTwitterはじめました」と告知すれば、Twitterのフォロワーも増やしやすいと思います。ブログもTwitterも、ファンをある程度の人数まで増やすのが大変ですが、いったん増えてしまえば、非常に役立つツールに変わります。
自分のパーソナリティーを伝える効果
Twitterで発信する情報には、自分のパーソナリティーがにじみ出てきます。真面目な印象の人、面白いアイディアを思いつく人、医療に真剣に取り組んでいる人、面白い趣味や特技を持っている人といった感じで、自分の性格を人に伝えることができます。そうすると、そのような自分を好きになってくれるファンが必ず現れます。限られた職場の中だと1〜2人しかファンがいないかもしれませんが、日本中探せば、1000人以上のファンを集めることも可能になります。そうして、数年かけて情報を発信して、自分のファンを増やすことができれば、新しい試みを応援したり、賛同してくれる人もたくさん現れるはずです。
1年くらいかけてTwitterとブログを育ててみると楽しいかも
特に、今の医学生から30代くらいの医師であれば、今は不要と思うかもしれませんが、将来自分がやりたいことを発信できるような自分だけのTV番組を作るつもりで、Twitterは初めておいたほうが良いと思います。ブログは、Twitterのあとでもかまいません。