Twitter活用法

Twitterをフル活用した医師のセルフブランディング

あざらし君
あざらし君
博士Twitterやってる?
博士
博士
やってるよ。フォロワー5人だけど。

医師のセルフブランディング

自分がやりたいことを周囲の人に知ってもらうことが、セルフブランディングの目的です。職場の同僚や学会で知り合った人達に、ひとりひとり名刺を渡して自分のやりたいことを伝えて歩いてもかまいませんが、効率が悪いですね。

一番気軽に始められるのがTwitter

一番気軽に始められるのがTwitterだと思います。実名アカウントで始める人もいますが、医師の場合は、匿名アカウントの方が相性が良さそうです。医師の実名アカウントでのSNS運用については、リスクが大きいです。例えば、Twitterに何気なく、「今日は忘年会でした」とつぶやいたとします。もし、その情報を翌日手術を控えた患者さんの家族(息子さんやお孫さん)が見たら、良い気持ちはしませんよね(手術前日にお酒を飲んで、二日酔だったらやだな。と普通は思います)

つぶやく内容は、自分の家族が読んでも大丈夫な内容に限定

匿名アカウントであれば、何をつぶやいても身バレしないというのは、大きな間違いです。ツイートは、時にバズります(面白いツイートがどんどん拡散していく現象)。これは自分の情報を拡散するというポジティブな面が大きいのですが、時に自分が毒を吐いたツイートがバズることがあります。いったん情報が拡散しはじめると、自分でその流れを止めることができなくなってしまいます。

Twitterで最初にすることはインフルエンサーのフォロー

Twitterでまず最初にすべきは、フォロワーが多い、インフルエンサーのフォローが良いと思います。ひとまず50人くらいフォローしてみましょう。インフルエンサーが、どんなつぶやきをしているか?どのようなつぶやきにファボ(Favotite:いいね)がついたり、RT(リツイート:情報の拡散)されているかを観察してみましょう。有名なインフルエンサーは、おそらく「お腹すいた」とか「今日は暇だ」みたいなつぶやきはしていないはずです。このような情報には、それをみた人にとっては、何の情報価値もありません。

次にすべきは医師のフォロー

ある程度有名アカウントのフォローができたら、今度は医師のアカウントをフォローしてみるのが良いと思います。自分のプロフィールに「医師」であることを書いておけば、結構な確率で相互フォロー(自分がフォローした相手からフォロー返しを受けること)が可能です。Twitterは、自分のフォロワーが増えないと、情報が拡散しません。そのため、最初は、医師アカウントをフォローして、少しずつ自分のフォロワーを増やしていくのがよいでしょう。

リツイートだけではなく、自分独自のつぶやきを必ずする

時々、自分から全く情報を発信せずに、流れてきた情報やネット上でみつけた情報をリツイートしているだけのアカウントがあります。このこと自体が悪いことでは無いのですが、自分のつぶやきがないと、その人がどんな人なのか?が見えてきません。もしかしたら、医師と書いてあるけど、偽医者?と思われることもあるでしょう。
患者さんの個人情報にかかわることは、絶対につぶやいてはいけないので、そこに注意を払いつつ、医療系の時事ネタについて、自分なりの意見をつぶやいてみるのがオススメです。医師は、高等教育を受けていますから、論理がしっかりとしている人が多いので、結構切れ味のよい、分析ができるのではないでしょうか。
上記は、私含めて真面目な医師のTwiter活用法です。Twitterに非常に相性の良い、明るく、ユーモアにあふれた先生であれば、おもしろネタをつぶやいてみても良いと思います。どちらかというと、自虐ネタや面白いネタ、自分の失敗談の方が、フォロワー受けは良いと思いますから。

Twitterのフォローワーが増えたら、ブログとの相乗効果もアップ

Twitterを半年から、1年続けていると、少しずつフォロワーが増えてきます。そうすると、自分が新しいブログを書き始めた時に、そのブログの記事をツイッターに投稿することで、ブログへのアクセスを増やすことが可能になります。初めて書き始めたブログの辛いところは、半年くらい、アクセスゼロが続くことです。その辛い時期を、Twitterがあれば、短縮することが可能になります。
ということで、医師のセルフブランディングについては、まずはTwitterから。その後でブログを書き始めるというのが相性が良いでしょう。

Twitterの弱点は記事の蓄積、検索に弱いこと

Twitterの弱点は、つぶやきが、どんどん過去に流されていくことです。そして、Googleの検索にもヒットしにくい傾向があります。つまり、過去のつぶやきがネット上に蓄積しにくいことがデメリットといえます。ですが、フォロワーは蓄積されていきます。ビジネス用語で説明すると、つぶやきはフロー、フォロワーはストックの性質があります。普段から、有用なツイート、共感をあつめるツイートをしていると、自分のファン(フォロワー)が集まってきます。その人達は、自分が新しいスモールビジネスを立ち上げる際に興味をもってくれるでしょうし、様々な活動を応援してくれると思います。みなさんもぜひ気軽にやってみてください。

ネット上に自分のファンをつくる自分のファンを作る? 職場にも、気の合う仲間はいると思います。でも、転勤になるとその人達とのつながりは途絶えてしまうかもしれません。そ...