パラレルキャリアという新しい発想
交友関係が限定されがちな医師にとって、パラレルキャリアによっていろいろな世界と繋がっていけるというメリットは非常に大きいです。https://t.co/n0mq1A9wMx
— フリーランス整形外科医 (@orthfreelancedr) 2019年4月14日
そんな医師の皆さんに私がオススメするのは、通常の医師キャリアに加えて『医師とは全く別のキャリア=パラレルキャリア』を作り、そこにもエネルギーを注力して活動を行うという生き方です。このキャリアは単純な収入や利益を追求するものではなく、将来に向けた自身のスキルアップや経験、人脈の構築、価値観の多様化などを目的としたものとなります。
ブログより引用
私は、Voicyのサウザーラジオで、繰り返し述べられている「勤め人プラスアルファ」の状態がベストという記事を書いてきました。フリーランス整形外科医が目指すパラレルキャリアというのは、非常に面白い発想だなと思いました。
パラレルキャリアをドラゴンクエストにたとえてみる
パラレルキャリアというのは、ドラゴンクエストに例えてみるなら「剣で相手を倒す戦士が、途中から魔法を使うようになる」みたいなイメージですね。戦士という属性に軸足を置きつつ、最初は非力ながらも魔法を覚えていく。
実は、私は最近、パラレルキャリアというものを実行していて、本当に非力ながらも、医師という軸足からは、全く関係のないスキル(音声コンテンツ、写真、動画撮影、イラストレーター)を自己学習しています。それぞれのスキルは、ドラクエで言えば、ホイミくらいの非力なスキルです。ですが、医師の属性がある程度頭打ちになり、今後自分の年齢や時代背景に伴って衰退していくのであれば、むしろパラレルキャリア(戦士の場合であれば魔法)を伸ばすほうが合理的です。そもそも、パラレルキャリアは伸びしろだらけですから笑。なにより、自分が成長しなくても、テクノロジーが進歩していく恩恵にあずかれば良いのです。音声コンテンツ、写真、動画撮影、イラストレーターなどのスキルについて、0を1にすることができれば、その1はテクノロジーの進歩でどんどん勝手に大きくなります。でも、0はいつまでたっても0です。
医師に軸足を置きつつ、様々な領域にピボットする。そこで、小さなパラレルキャリアを形成してみましょう。金融リテラシーを身につけて医師✕金融資産投資家というキャリアを形成するのも良いですし、築古戸建てあたりから購入してみて、医師✕不動産投資家というパラレルキャリアを形成するのも面白そうですね。