オンラインサロンで生涯学習

自分とは異なる価値観を共有する組織

今日は、自分が運営しているオンラインサロンについての記事です。

自分自身が、大学病院で勤務医をしているときに
キャリアに行き詰まってしまいました。
そこで、起死回生の行動を起こします。

当時、カリフォルニアサンフランシスコのUCSFに留学中だった大谷先生を訪ねて、短期留学するというイベント。
(彼は、その後に起業して、今はQuotomyという会社のCEOです)
カリフォルニアには、青い空。自由な空気。多様性に富んだ社会がありました。
そこで、2週間ほど生活する中で
日本の勤務医の置かれた閉塞感を開放し、もっと自由で、楽しい空間が作れるのではないだろうか?
という着想を得ました。

帰国後に、品川で医師のキャリア革命というセミナーを開催してみました。
ありがたいことに、たくさんの参加者があり、大盛況に。
ただ、セミナーだと、1年に1回しか会えません。そこで蓄積された情報って、みんなの記憶の中で
次第にうすれていってしまいます。

・貴重な体験談や情報を蓄積したい
・1回のセミナーで得られたその場限りのつながりではなく、何年も交流を続けて、育てていくことができないか?
という願望が生まれました。

当時、ホリエモンがFacebookを使ったオンラインサロンを立ち上げたことが話題になっており、
真似してみることにしました。

最初の1年間は、自分ひとりで運営していたのですが、
オンラインサロンの運営って、結構大変なんです。
特に、みんなで話し合ったり、情報共有するテーマ(ネタ)が自分ひとりで頑張っていると
あっというまに限界に達します。
自分の器の限界。一人で続けることの限界。

当面は良いけど、このまま何年も持続するのは、難しいな。。。
と限界を感じていたところで、現在の共同運営者の
整形外科医のブログ主
といっしょにサロンを運営することになります。

実は、オンラインサロンを立ち上げるときに、まだアイディアの種の段階で、
整形外科医のブログ主と直接会って相談していました。
当時、オンラインサロンなるものは、ほとんど認知されていなかったのですが、
・別に在庫をかかえるわけでもないし、失敗して失うものはありませんから、やってみたらどうでしょう
と背中を押してもらったのです。

それから、1年間、実際に運営してみてよかったこと。苦労していることをちょうど1年後に
整形外科医のブログ主に相談してみたところ
・それなら、二人でいっしょにやってみましょうか
という奇跡の展開に笑

そんな出会いがあって、今日まで、なんとかサロンを運営している状態です。

自分は、大学病院で論文を書いていた頃は、
・仕事を一番うまくこなせるのは自分
という間違った信念を持っていました。
今考えてみると、当時は狭い価値観の中で生きていたな〜と懐かしく思います。

整形外科医のブログ主の先生。その後に整形外科のゆる医ブログ主やサウザーさんに
出会うことになるのですが、
一番大きな内面的な変化というのは
・自分とは異なる価値観や特技を持ったすごい人が世の中にはたくさんいる
という現実を知ったこと。
自分の特技を伸ばすことに特化するよりも、自分とは異なる強みを持った人(レアカード)を集めてチームを作った方が圧倒的に面白いことができる。
そういうことに気づきました。

幸い、オンラインサロンには、当初自分の知り合いの勤務医がほとんどという状態から、
現在は、勤務医と開業医さんが半分ずつくらいの構成になっていて、自分の人脈の広がりを感じています。
年齢も、自分より年上の人もいれば、研修医の世代もいる。

最近では、勤務医や開業医という従来の固定概念にしばられずに、新しい領域を開拓している先生も増えました。

自分がキャリアのどん詰まりにあり、カリフォルニアで感じた
自由。多様性。非日常の空気。
みたいなものを共有するチームが、5年ほどかけて、だいぶ完成形に近づいてきた気がしています。

博士が運営するオンラインサロン


医師のキャリア革命
こちらのオンラインサロンでは、”生涯途絶えることの無い、複数の収入の流れ”を作るために日々研究を重ねています。
100名を超える医師が参加する国内最大級のオンラインサロンです。

興味のある方はこちらもぜひ。
今年は、新型コロナの影響で、大規模のオフ会が開催しにくいので、ウェビナー動画コンテンツを充実させていく所存。