論文作成

臨床研究21の勘違い

私の旧ブログ(整形外科医のための英語ペラペラ道場)で、激推させていただいた
臨床研究の道標(第2版)


関連リンク(2013年の記事):會津藩校日新館 「臨床研究デザイン塾」

もはや臨床研究のバイブルといっても良い名著です。
全ての医学生、医師に読んでほしい本です。
今回、その続編として
臨床研究21の勘違い
が発売になりました。

福原先生が、臨床整形外科に連載されていた記事がまとめられて1冊の本になりました。
臨床研究の道標が、臨床研究に必要な知識を包括的にまとめた本だとしたら、
本書は、臨床の現場(カンファレンスや学会含む)で、しばしばみられる
・臨床研究の勘違い
について、「どこがどのように間違っているのか?」を優しく解説してくれた本になります。
本書で紹介されている具体的な例をあげると
・P値が小さいほど、効果が大きい?
・RCTは常に最強のデザインなのか?
・治療の前後でアウトカムが改善すれば、治療効果がある?

臨床研究の道標を一読してから、「臨床研究21の勘違い」を読むも良し。
「臨床研究21の勘違い」を読んでから、臨床研究の道標を読むも良し。
(個人的には前者の方がオススメ)

学会出張に持参して、新幹線や飛行機の移動時間に読むのが良いかも〜