読書を全くしない人に勝ち目はうすい
最初に結論を言いますが、読書を全くしない人に、今後勝ち目はほとんど無いと思います。ビジネスで成功している人は、ほぼ100%読書家です。読書の習慣を持たない人も、「自分は全く困っていない」と感じていると思います。ですが、これは大きな機会損失です。特に若い頃の読書の経験は何者にも変えられない貴重なものです。
何歳で読書を始めても良いが、早いに越したことはない
若い頃に、読書をして、人生感がかわる。進路のベクトルが3%変わっただけでも、60代になった時のポジションは、読書をしなかった場合と比べたら、雲泥の差がつきます。20代の3%と60代の3%では、行き着く先が大きく異なります。何歳になっても、読書の習慣は重要ですが、特に若い頃は、ベクトルのちょっとした変化で、将来の進路に大きな差がつくため、読書の価値が高いのです。
読書の目的は自分との対話
普段、人と会話する機会は多いと思います。でも、自分自身と対話していますか?お寺で座禅を組んで自分と対話するのが理想ですが、なかなかそうも行きません。でも、読書は、一番手軽に自分自身と対話する時間になります。本を読みながら、時々たちどまり、これって面白いな、とか今後自分もやってみたいな。と感じる体験が、自分自身との対話につながります。
読書は他人の経験から学べる場所
他人の経験談。特に、失敗から学ぶものは非常に大きなものがあります。著者が50歳なら、50年間にしてみてよかったこと、若いうちにしておけばよかったことなど、エッセンスが凝縮したものが書籍です。正直言って、そのような価値の高いものが、2000円以下で買えるのは、コスパが良すぎます。このようなコスパの良い本を買い、知識を吸収し続けている人と、全く読書をしない人の間の差は、どんどん開いていきます。10年も経つと逆転することは不可能だと思います。人生というのは、30代まででほぼ結果が決まってしまいます。若いうちに読書の習慣を持たないことは、とんでもなく大きな機会損失につながるのです。
自己流でビジネスをするとほぼ失敗する
読書をせずにビジネスを始めることは、自殺行為です。サラリーマンが、本から全く知識を吸収せずにラーメン屋を作ったとして、美味しいラーメンができるはずがありません。不動産の購入についても、全く読書をせずに、たまたま見かけたマンションの広告や、セールスの電話に捕まってしまい、全く儲かるはずもない不動産を購入してしまったら、挽回はほぼ不可能です。情弱を相手にしたビジネスは世の中にたくさんあります。自分のリテラシーを高めることなく、読書を全くせずに、ビジネスを始めることほど危険なことはありません。刀の使い方を知らずに戦に参加するのと同じで、即死亡です。
まとめ
読書は、自分の将来の進路を大きく向上させる可能性のある貴重な体験です。ビジネスを始める時には、自分の身を護る盾(リテラシー)になります。20代で、絶対に身につけておかなければ話にならないくらい、読書の習慣は重要ですね。