俺の屍を越えてゆけ(日記)

人生の選択肢を複数もっておこう

博士
博士
自由な生き方をするためには人生の選択肢が複数必要というお話

自分の手持ちのカードが相手にわかるとゲームはやりにくくなる

当然のことですが、ポーカーで自分の手持ちのカードが相手にバレてしまうと、ゲームで勝つことは難しくなります。
でも、人生において、自分のライフスタイルに関する情報がすべて相手に筒抜けという方をときどき見かけます。

例えばとある会社に努めているサラリーマンで
・子供が複数いること
・地方都市勤務でマイホームを購入していること
・妻が専業主婦であること
を人事権のある人に把握されている場合

この人は
・ほぼうちの会社を辞めることはないだろう(だって、辞めたらマイホームのローンも払えないし、子供も困るよね〜)
と容易に理解されてしまいます。そうなると、「申し訳ないんだけど、来月から○○に転勤してもらえるかな」という提案をしやすくなりますね。
絶対に断れませんから。
正当な理由のある転勤を断ることは難しいです。退職するというカード以外に転勤を断ることは難しい。
そうなると、マイホームに家族を残して、自分は単身赴任という選択肢をしぶしぶ受け入れることになるでしょう。
マイホームを買うと、単身赴任させられるというのは、ジンクスでもなんでもなく、自分の属性を相手に利用されている可能性もあるのです。

でも同じサラリーマンであったとしても
・賃貸マンションに住んでいる
・何やら副業(複業)しているようだ。それ以外にも、収益不動産物件をいくつか所有しているそうだ。
・いつも定時に帰宅していて、週末は国内海外を飛び回っている???
であったらどうでしょう?
この人に変な転勤話を持ちかけたら、「あ、それなら、僕転職しますわ」といって、退職してしまうかもしれません。
(残った有給休暇も全部消化して辞めそうだな。。。笑)
そうなると、「この転勤話は、他の人にまわそう」となる可能性も高いですね。
きちんと仕事をしている社員をみすみす辞めさせるメリットはありませんから。

辞めるという選択肢がないとブラックな労働環境から抜け出せなくなる

雇用主が労働者に仕事を割り当てる
あまり考えたくないことですが、不当な労働環境を割り当てられたときに、労働者(勤め人)にとれるアクションは実は2つしかありません。
・労働環境改善を上司に提案する
・改善されないなら辞める
1つめの選択肢が採用されるなら、みんなホワイトな労働環境で働いているはずですね笑
つまり、労働者(勤め人)が絶対に持っておかなければならないカードが、「改善されないなら辞める」というカードなのです。