高給サラリーマン（勤務医含む）が陥りやすい罠として
・若い頃から比較的高給で、雇用が安定していることから、浪費癖がつきやすい。
・医師は高給という世間イメージに合わせて、すべての生活で中流以下の出費をしてしまう。
いつもおごる。マイホーム、車、結婚式、海外旅行といった出費。
・欲しい物を買うお金がないと、容易にローンを組んで金利を毎月支払う。
・給料が足りないと、アルバイトをしてお金を稼ぐ。累進課税により国にたくさんの税金を収める。
慢性的にお金が足りない。貯金ができない。
収入の手段として、労働収入に100%依存しているので、いつまでたっても長時間労働を続けざるを得ない。
（時給単価が高いので、時間ができたらアルバイトで時間を埋めてしまう）
ロバート・キヨサキは、このような状態をラットレースと呼んだ。
プリズンブレイクに必要なこと
ラットレースから抜け出すこと。
囚人で言えば、プリズン・ブレイクすることが必要だ。
収入の100%を労働収入に依存している多くの勤務医にとって、一番恐ろしいことは、
・職場を追われ、働く場所がなくなり、給与収入が途絶えることであろう。
そうであるなら、人生のファーストプライオリティは、
・職場で真面目に働き、組織のトップに絶対に嫌われないように振る舞うこと。
村八分を回避することになる。
囚人の例でいえば
・刑務所のルールを遵守して、看守に目をつけられないように模範的な行動を取り続けること
が重要になる。
これは、実社会においてもとても重要なこと。
でも、それを続けつつ、本来の目的であるプリズン・ブレイクを成し遂げるための計画も実行し続けないといけない。
そうでないと、
・刑務所の中で、模範的な行動をし続けることが人生の目的になってしまう。
ラットレースから抜け出すことをあきらめて、盲目的に組織人として最適化した人生を送っていてはいけない
看守に目をつけられないように注意しつつも、
部屋の壁に穴を掘り、外部に抜けだすための通路を見つけないといけない。
ゴールは、立派な囚人になることではなく、看守に見つからないようにプリズン・ブレイクすることなのだから。
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