SNSとブログ

ネット上に自分のファンをつくる

自分のファンを作る?

職場にも、気の合う仲間はいると思います。でも、転勤になるとその人達とのつながりは途絶えてしまうかもしれません。そして、同じ職場という小さなコミュニティーの中には、気の合う仲間は数人ということも十分にありえるでしょう。

インターネットを使った医師のセルフブランディング

BlogやSNS(TwitterやFacebook)が一般的になり、ネット上に自分のファンを作るというのが欠かせない戦略となりました。インターネット上には無限の広がりがあります。アプローチできる人数も、同じ職場に偶然居合わせた人とは、1000倍以上の違いがあります。

ネット上発信すべきこと

自分がどのような人間なのか
人に役立つ情報
自分が将来やりたいこと

インターネット上に、自分がどのような事を日々考え、何が好きで、心を動かされるのか、そして、自分が人のために提供できる価値を蓄積していきます。非常にユニークな発想を持っている人は、一般受けしないこともあります。しかし、尖ったアイディアや思考というのは、数万人にアプローチすれば、同じような思想を持った人達とつながることができます。

ネット上の記事は、自分の履歴書

ネット上に上げた記事は、全て、自分の履歴書と考えておくべきでしょう。友達だけがみるわけではなく、将来的には就職する際の判断材料にされる可能性も十分にあります。ですから、法律違反、差別発言などは絶対にしてはいけません。ブログ、SNSに記事を上げる時には、「自分の両親が見たとしても、大丈夫な内容か?」と考えるのが一つのコツです。

匿名アカウントであっても基本は同じ

インターネットリテラシーも今後重要になると思います。匿名アカウントであっても、実名アカウントと基本は同じです。法律違反、差別発言などに対しては、個人を同定して、公の場に晒し上げることに喜びを感じている人々がいますから、絶対にやめておきましょう。特にTwitterの情報は、いったん拡散しはじめると、自分でコントロールできなくなり、途中で元記事を消しても、スクリーンショットで記録された情報が拡散することもありえます。匿名アカウントと個人を紐付ける記事が拡散されると取り返しがつかなくなります。

TwitterとFacebookの違い

TwitterやInstagramは、不特定多数に情報を発信できることがメリットです。フォロワーが増えてくると、自分の発信した情報が、うまい具合にネット上に拡散するような仕組みになっており、思わぬところからファンを発掘することが可能です。
逆にFacebookというのは、リアルに知り合った友達と、交流を深めていくためのSNSです。Facebookは、40〜50代の医師に人気がある一方で、若い世代にとっては、敬遠される傾向にあるようです。自分の職場の上司とこれ以上つながってもしょうがないですから。
ということで、今のところは、医師のセルフブランディングとして考えるのであれば、BlogとTwitterがオススメです。

SNSとブログを用いた医師のセルフブランディング
医師の履歴書とセルフブランディングについて